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第二回大不況の引き金となる、欧米の環境保護運動という「なんちゃって環境保護」

      2024/02/20

矛盾が一気に噴き出す

 

 

 

前回の内容

・アメリカで起きた黒人差別反対運動が意外な展開に

・黒人差別反対団体BLMに11兆円という巨額の資金が集まる

・反差別運動という錦の御旗を掲げる団体に誰も逆らえない

・欧米で巻き起こった環境保護運動・差別主義反対運動が合体して左翼運動化している

・これらをテレビ新聞が応援するために強大なパワーを持つに至った

・その矛盾が一気に噴き出すのが2023年と言われている

 

元日銀総裁黒田氏

 

 

 

 

1・なぜアメリカの金利上昇で世界不況が?

 

アメリカの金利上昇が急激すぎるために、経済基盤の弱い国では生活に困窮する者が増加しています。

アメリカがなぜ金利を上げたかというと、石油やガスや小麦の価格が急騰したためインフレが進んでいるからです。

インフレを抑え込むためには金利を上げるというのが経済の常識ですが、果たしてこの常識は正しいのでしょうか?

経済学者のほとんどは金利を上げることは正しいと言うでしょうが、それは日本のバブル期のようなインフレを抑え込むためです。

金利を下げてお金が市中にあふれるようになると、行き場を失ったお金が株式市場や不動産市場に流れ込んでバブルを発生させます。

こういう時は行き過ぎたバブルを抑え込むために、金利を上げることが解決策になります。

こうやってインフレ退治をするというのが、経済学の常識です。

物の値段が上がることをインフレーションと言いますが、現在のインフレを招いた原因は石油やガスのようなエネルギー価格の高騰です。(小麦価格も)

そしてそれらが値上がりした理由は、ロシアがウクライナに攻め込んで戦争を始めたためなのです。

そういうことであるなら、これは「お金が株式市場や不動産市場に流れ込んでバブルを発生させた」のとは違うインフレではないでしょうか?

 

 

アメリカの政策金利急上昇

 

 

 

 

2・アメリカの政策は正しいのか?

 

石油やガスの値段が上がったのでこれのさらなる上昇を食い止めるために、金利を上げたというのは普通の人の常識からするとおかしいのではないでしょうか?

金利を上げると、借金して物を買わねばならない人はそれを我慢しなければならなくなります。

借金して物を買っている人にとって、金利が上がるということは物価が上がることと同じです。

つまりアメリカのやっていることは、これ以上石油やガスの値段が上がらないようにすると言って、「実質的な石油やガスの値段を上げている」のと同じではないでしょうか?

株式市場や不動産投資を冷やすためなら、金利上昇は仕方ないでしょうが、実質的な「石油やガスの値段を上げる」ことは庶民が大変苦しむことになります。

イギリスでもインフレにより庶民が苦しんでいるというニュースがありました。

※アメリカは間違っている

 

 

今のインフレの原因は、石油やガスの値段が上がったためです。

物の値段が上がるのは、需要に対して供給が少ないためで、現在のインフレの原因はロシアです。

そうであるなら供給を増やすことが、一番効果があるインフレ抑制策になります。

そして、アメリカには自国内にシェールオイル・ガスという地下資源があるので、それはすぐにできることなのです。

でもそれを行わず、金利を急激に上げるという自国民や世界中の庶民が苦しむ政策を行っています。

なぜか?

バイデンが民主党だからです。

アメリカ国内の強大な力を持つ環境保護団体が、二酸化炭素の排出抑制という「錦の御旗」を掲げて、シェールオイル・ガスの開発の反対運動を繰り広げるからです。

民主党は左翼じみた思想を持つ人が多く、今の左翼は環境保護やLGBT問題などとすごく相性がいいのです。

 

老人性痴呆症ともささやかれている

 

 

 

3・不況を招く本当の黒幕

 

結論から言うと、いま世界中で起きているムーブメントは、「新しい共産主義運動」です。

ソビエト連邦や中華人民共和国が誕生したころは、共産主義運動が世界中で吹き荒れた時期でした。

アメリカでも共産主義者が増えて、強い力を持った時代があったのです。

日本も同じです。

日本でも、北朝鮮が夢の国だと信じ込んで海を渡った人が大勢います。

当時はそれほど共産主義が素晴らしい思想に思えたのです。

現在の日本人から見ると、とてもそうとは思えないと見えますが、あのころはそう信じ込んだ人が世界中にいたのです。

だから北朝鮮が夢の国に見えたり、ソビエト連邦や中華人民共和国が誕生したりしたのです。

なぜそんな幻が見えたのでしょうか?

それは現在で言うと、高金利を謳う経済詐欺に騙される人と同じだと考えると理解できます。

ちょっと立ち止まって考えれば年利15%以上の高利回り商品があるはずがないと分かるのですが、欲に目がくらむとそれがわからなくなり欲しい欲しいと思ってしまいます。

当時の共産主義運動もそれと同じ状態であって、世界中の人が騙されたのです。

世界中の人がそういう熱病に浮かれていたのです。

そしていま世界中を席巻している、二酸化炭素の排出削減運動も同じです。

LGBT反対者を糾弾する運動も、じつは同じ熱病です。

黒人差別反対を叫ぶBLMに寄付しないと激しく攻撃される現象は、皆が熱病にやられているからです。

アメリカで金利を上げる代わりに石油供給量を増やせばインフレは収まり、生活困窮者は減ることが確実です。

原子力発電所を増やす政策でも同じ効果が期待できます。

しかし「新しい共産主義運動」が世界を席巻しているので、そういう「正しいこと」を行うことができません。

これが世界を破壊します。

 

 

共産主義という「熱病」

 

 

まとめ

 

 

 

二酸化炭素の排出削減運動、LGBT反対者を糾弾する運動、行き過ぎた環境保護活動は、現代の共産主義運動です。

これらの活動の実態は、「なんちゃって二酸化炭素の排出削減運動」「なんちゃってLGBT反対者を糾弾する運動」「ファッション環境保護活動」に過ぎません。

例えば電気自動車を普及させることが、環境保護の至上命題のように言うのは明らかに不自然です。

電気自動車は重たいバッテリーを積まないといけないので、今の自動車の1.5倍ぐらい重くなります。

そうなるとタイヤは減るし道路の痛みも激しくなります。

それでありながら世界の潮流はSUVという大型化した自動車です。

エコを言うならば、トータルでの環境保護を考えないと片手落ちですが、誰もそこは指摘しません。

本当にエコを目指すなら、みんな軽自動車に乗るべきでしょう。

でもほとんどの人はやっぱりベンツやアウディやBMWに乗りたいのです。

つまり彼らの本質は、「ファッション環境保護活動」です。

二酸化炭素の排出削減運動、LGBT反対者を糾弾する運動、行き過ぎた環境保護活動は、「情弱をだまして儲けるビジネス」だというのが、本質です。

こういう活動の行きつく先は、監視社会になることが確実なのです。

今でも旧共産主義国家は、監視社会になっています。

昔の共産主義運動は世界中の情弱をだまして一部の人が大儲けしたのですが、新しい共産主義運動も同じ構図なのです。

※みんないいかげん気づけよ

 

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