バイデン選挙戦から降りる　新大統領候補カマラ・ハリスとは？

ついに引きずり降ろされた

感のあるバイデン大統領の選挙からの撤退です。

もはや遅すぎだろと大方の人が思っているのではないでしょうか？

何しろ大統領選挙は11月に迫っているのですから

1・大統領候補カマラ・ハリスとは？

読売新聞の記事より

「バイデン氏が事実上の後継指名をしたハリス副大統領（５９）が本命だが、党内が一枚岩でまとまるかどうかは不透明だ。

ハリス氏は、上院議員などを経て２１年に女性初、黒人初として副大統領に就任した。

母親はインド移民でアジア系としても初めてで、就任当初は脚光を浴びた。

ただ、移民問題などを担当したバイデン政権では目立った実績に乏しく、国民的な人気は低迷している。

「トランプを打ち負かすため、民主党、我が国を団結させるために全力を尽くす」。ハリス氏は２１日の声明で、党の正式指名を得ることに強い決意を示した。

民主党のビル・クリントン元大統領と妻のヒラリー・クリントン元国務長官は２１日、連名の声明でハリス氏の支持を表明した。

「今こそハリス氏を支援し、全力を尽くして当選のために闘う時だ」と結集を訴えた。

２１日に声明を出したオバマ元大統領も「党が傑出した候補者選びのプロセスを用意できると自信を持っている」としつつ、ハリス氏には触れなかった。

党内ではトランプ氏に「勝てる候補」としてハリス氏に対する不安もくすぶる」

2・民主党の心変わり

元々アメリカの民主党は今の共和党のような右派政党でした。

以下ウイキペディア

「トーマス・ジェファーソンが創設した民主共和党を起源とし、1828年にアンドリュー・ジャクソンの支持者によって設立された。

世界最古の歴史を持つ現存政党である。

南北戦争以後の第三政党制・第四政党制下（1860年-1932年）では共和党に圧倒されて大半の時期は野党に沈んだ[29]。現在の第五政党制下では共和党と拮抗して政権交代を繰り返している。

結党当初は民主党が右派で共和党が左派に位置付けられていたが20世紀前期に保革が逆転している。

以後は「大きな政府」志向が強くマイノリティーの支持を集めている。

都市部に強く、大都市が集まる東海岸・西海岸に強い支持基盤がある。

2010年代以降は党内に中道派(中道左派、穏健派)と左派(急進左派)の対立を抱えている」

3・日本人の知らない戦争

有名なのだけど日本人になじみがない戦争が、南北戦争です。

当時南部の農業が主力だった州では、黒人奴隷が主な労働力でした。

ところが工業化が始まった北部の州では黒人奴隷では高度な工場の機械労働ができません。

黒人奴隷に反対する機運が高まりました。

そういう南北のいざこざから対立が深まり、内戦に発展したのが南北戦争です。

そして当時の民主党は南部を地盤としており、奴隷解放に「反対」の立場だったのです。

現在ではオバマ元大統領のような人権派が強いというイメージのある民主党ですが、黒人奴隷制度を温存する立場だったことを日本人は知りません。

そういう建前的なものがあるのは、日本の民主党とよく似ています。

さらに今流行りのSDGsやLGBTなどが好きなのも、日本の民主党とよく似ています。

米民主党はグローバル化を推進する立場であり、それゆえ自国経済優先を唱えるトランプ氏と激しく対立する宿命にあります。

さらにアメリカの映画界やメディアは、民主党びいきとして知られています。

だからトランプ氏の大統領就任を激しく嫌い、なんとかして再登板を防ぎたいと考えています。

その裏には「中国」がいるのです。

前回、トランプ氏と戦ったヒラリークリントン氏には中国のお金が流れ込んでいたと言われています。

なぜなら中国はアメリカのグローバル化政策が好都合だからです。

というかトランプ氏の鎖国政策は壊滅的なダメージを中国に与えるでしょう。

だからアメリカのメディアも「トランプは大悪人」のようなイメージ戦略を繰り広げています。

日本と同じくアメリカのメディアも、中国のスパイに乗っ取られています。

南北戦争

まとめ

日本人はアメリカのことをよく知っているかのような思い込みがあります。

しかしアメリカの歴史など何も知りません。

その理由は太平洋戦争に負けた時、アメリカの占領軍がそういう教育を始めたからです。

そして今も文部科学省はそれを継続しています。

※人権派が強いというイメージのある民主党ですが、黒人奴隷制度を温存する立場だったことを日本人は知りません。

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