マイナンバーカードの混乱が起きるのは最初からわかっていた
さらに多くの混乱が起きる
マイナンバーカードをめぐり、河野太郎デジタル大臣が謝罪しています。
私はマイナンバーカードを使い始めて、7年ぐらいになると思いますがこうなることは予想できました。
とにかく、河野デジタル大臣の見込みは甘すぎます。
これからもさらに多くの混乱が起きることは間違いないと思います。
1・さらなる混乱、理由は?
私がマイナンバーカードを使う理由は納税のためです。
そもそもこのカードはそのために造られたと私は思っているのですが・・・・
しかし、マイナンバーカードを使ってのネットでの税務申告はとても不便です。
毎年、サービスセンターへ電話してやり方を聴かないと終わりません。
毎年、電話するのですがオペレーターが年を経るごとにおどおどするのがわかるようになりました。
おそらく多くのお客様が、オペレーターを怒鳴りつけるのだろうと感じます。
それぐらい使いにくい。
苦情が多く寄せられているだろうと思います。だからといってそれが毎年使いやすいものになっているかというと、その逆です。
なぜ使いにくいのかを説明します。
毎年苦情が来ても、それを改善する仕組みがないのです。
税務署で税務申告するとき、職員が来て対応してくれます。
帳簿を見せてこの経費はOKだとか、これは違うとか指導してくれるのです。
そしてある程度できたところで、青色申告にするか白色申告にするかとか聞いてきます。
あるいは消費税の課税業者であるかとか、途中で聴いてくるのです。
現在のネット申告のサイトは、このような税務署でのやり取りをそのままウエブ上で行っているような感じです。
だからやりにくいし、わかりにくいのです。
財務省及び税務署は、申告する人が「何がわかりにくくて困っているのか?」を、調べようとする気持ちがまったくありません。
そういう気持ちがないうえに、毎年サイトを変更するのでとてもやりにくい税務申告になります。
2・なぜ使いにくいのか
先にも言ったように、税務署でのやり取りをそのままウエブ上で行っているような感じになっています。
ということは、イメージで言うと途中に分かれ道があるような感じです。
青色申告にするか白色申告にするかとか聞いてくるので、そこで選択肢を選ばないと前に進めない構造になっています。
その上、その時出てくる用語が税務署特有の言葉で「意味わからんわ!」となります。
青色申告とか白色申告が、そういう言葉です。
税務署職員は一年中そういう用語に親しんでいるのでしょうが、こっちは年に一回なのです。
おまけに税務申告は楽しい作業ではありません。
だからみなさん余計にイライラすると思います(オペレーターがおどおどする感じがするのでそう思います)。
つまり、このようなウエブサイトの構造は、例えると市街地走行です。
途中に交差点と信号がいっぱいあって、注意深く進まないと目的地に着けないような構造です。
それではどのような仕組みにすれば使いやすいかというと、・・・・
最初に、「あなたは青色申告か?」とか、「自営業者か?」とか、「課税業者か?」とか尋ねるようにすればいいと思います。
そしてその結果、自営業者の青色申告はAの入り口から入れとか、サラリーマンの臨時所得はBから入れとかにすればいいと思います。
そして途中での分岐をなくするのです。
使いにくい現在のウエブサイトの構造が市街地走行型とすれば、こちらは高速道路型と言えるでしょう。
入り口のゲートさえ間違えなければ、目的地を違うことはありません。
高速道路型は快適
3・混乱は続く
元に戻ってマイナンバーカードの運用に対する欠陥が次々に明らかになってきました。
それでも、健康保険証や運転免許証にこれを使う気満々です。
そういうことになれば、税務申告サイトで明らかな「使いやすいウエブサイト構築のノウハウ」がまったくないことが他でも露見するでしょう。
つまりデジタル省がポンコツだというのが、世間に知れ渡ると思います。
もしデジタル省がポンコツでないのなら、税務申告サイトの使いにくさを指摘して改善しているはずですが、ますます悪くなっています。
健康保険証は厚生労働省の管轄で、運転免許証は国土交通省の管轄です。
デジタル省は、省庁横断的にどういう仕組みにするのかを設計しなければなりません。
しかし日本の役所は、「省庁横断的」というのができません。
自分のところの省益しか考えない癖がついています。
ましてやできたばかりのデジタル省などは、相手にしないという事態が十分予想できます。
まとめ
マイナンバーカードの活用の元々の目的のひとつにネットによる税務申告があったはずです。
ところが現在の税務申告サイトは、とても及第点とは言えません。
これを健康保険証や運転免許証にも使うとなれば、欠陥だらけになると予想します。
日本の行政機関のデジタル化は、一度大きな混乱があって破綻しないと、使いやすいものが登場することがないと予想しています。
それが実現するまで苦労するのは、国民です。
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