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【見ないと危険!】ChatGPTが破壊する日本の姿がわかりました

      2024/04/07

禁止する

 

 

ある大学ではChatGPTを使って論文を書いたり、課題を解くことを禁止する動きが始まっています。

鳥取県の知事は県の職員にChatGPTを使って仕事をすることを禁止すると発表しました。

どちらも仕方ない面がありますが、長い目で見てこういうやり方は正しいのでしょうか?

これからの社会に適応した方法なのでしょうか?

あなたはどう思いますか?

こういう問題に対して、正解があることがわかりましたのでそれを紹介します。

 

重要!江戸の暮らしにヒントが

 

 

 

1・江戸時代はなぜ長屋住まい?

 

落語でおなじみの熊さん・八っつぁんですが、どちらも長屋という借家で暮らしています。

江戸時代の庶民は借家暮らしが基本でした。

なぜでしょう?今のように地価が高かったわけでもなく、空き地はいくらでもあったはずです。

答えは家を建てるには途方もないお金が必要だったからです。

なぜ家を建てるのにお金がかかったかというと、材木の値段が高かったからです。

※江戸時代は材木の値段が高かった!

富嶽三十六景 遠江山中(とおとうみさんちゅう)

材木とは柱や板ですが、江戸時代は製材所がないのですべて人力でぎーこぎーことノコギリで切って作るしか方法がありませんでした。

これを木挽き(こびき)といいます。

葛飾北斎の『冨嶽三十六景』の中にそれをしている絵があります。

遠江山中では、板材を作っています

 

人力で材木を造っていたのですから当然コストは高くなります。

また、大量に造ることはできません。

これが江戸時代、つまり日本の中世だったのです。

日本だけでなく欧米も同じです。

これが激変する事件が起こりました。

その事件とは?

 

イギリスの産業革命

 

 

 

 

 

2・産業革命

 

イギリスでワットが蒸気機関を改良して工業用動力とすることに成功しました。

これが産業革命の始まりだとされています。

日本に産業革命が来たのが明治維新でした。

江戸時代と明治で社会の形態が大きく変わったのは、政治や文化の変化が主な理由ではなく、工業用動力の普及だったのです。

明治政府が富国強兵・殖産興業のスローガンを打ち出せたのも、西洋式の動力があったからです。

工場で大量生産ができるようになったことで、工業製品(最初は綿織物)の価格が下がりました。

木材も動力を使って製材できるようになったことで、江戸時代よりはるかに安く大量に出回るようになりました。

このような変化は日本の隅々まで波及しました。

例えば、江戸時代の移動手段であった駕籠かきは、人力車にとって替わられました。

その人力車もおかじょうきと呼ばれた蒸気機関車に客を奪われました。

ChatGPTの話なのに、明治維新の話ばかりしているじゃないかと思われたかもしれません。

なぜ明治維新の話をしたかというと、明治維新は産業革命であり、あの時の産業革命は第二次産業で起きたということを言いたかったのです。

第二次産業とは製造業です。

製造業の機械化と動力化が起きたことで、江戸時代とは比較にならないぐらい工業製品が大量に、しかも安価に社会に出回ったのです。

この変化が日本社会を変えました。

もはや木挽きをする人などいなくなってしまいました。

 

正しい判断か?

 

 

 

 

3・現在起きているのは?

 

現在起きている変化も「産業革命」なのです。

しかし今回の「産業革命」は第三次産業での革命なのです。

すなわちコンピューターの発達とインターネットの普及が、それ以前とは比べものにならないぐらい「情報」の質を変えてしまったのです。

どう変えたかというと、江戸時代の木材が明治維新後の木材に変わったのと同じです。

木材に相当するものは、現代の「情報」です。

昭和の時代の「情報」は効果で希少でした。

なぜならそれは「人が創る」しか方法がなかったからです。

新聞記事が新聞記者の手造りであることを考えれば、この意味が解ると思います。

これは江戸時代に木挽き職人がぎーこぎーことノコギリで切って作っていたのと同じです。

ここまで書けばもうお分かりと思いますが、ChatGPTのようなAIはこれを自動で大量に創ってくれるのです。

新聞記者の代わりに、機械が自動で大量に創ってくれるのです。

製材所で柱や板が大量に製造できるようになったのと同じ変化です。

※ChatGPTが起こすのは、第三次産業での「産業革命」

ここで思い起こしてほしいのですが、「駕籠かきは、人力車にとってかわられ、人力車も蒸気機関車にとってかわられた」という変化です。

これと同じ事が、情報(新聞記事とかニュース)で起きるのです。

こう考えると新聞記者が記事を書かなければならないと思うのは、時代の変化に目をつぶって駕籠かきをやめない人と同じです。

どうがんばっても蒸気機関車の登場という社会の変化には敵いません。

これから言えることは、大学教授の仕事がなくなるからと言って、「ChatGPTを使って論文を書いたり、課題を解くことを禁止する」のは愚かなことです。

県の職員にChatGPTを使って仕事をしてはいけないというのは、バーカです。

なぜなら県職や大学は第三次産業であり、今起きているのは第三次産業の産業革命(機械化)だからです。

駕籠かきが蒸気機関車と競争して、あれより速く走れと言うのと同じなのです。

バーカです。

 

あれより速く走れ

 

 

まとめ

 

過去の話に例えるとスッキリわかると思います。

AI禁止だという鳥取県の知事は江戸末期の無能な大名と同じかもしれません。

何度でも言いますが、「駕籠かきは、人力車にとってかわられ、人力車も蒸気機関車にとってかわられた」のです。

現代においてこの駕籠かきに相当するのは、ホワイトカラー・弁護士・医師・小学校中学校大学の教師です。

また、士業のすべてがこれです。

政治家も役人も、現代の駕籠かきです。

これらに該当する職業の人は、いち早くAIで業務を機械化しないとコスト面で太刀打ちできなくなります。

コストだけでなく、量も質も「機械には勝てません」。

AIが人間業を超えた膨大な出力を可能にするので、昔ながらの「人力」による作業は何の役にも立たなくなります。

これがこれから起きる変化、

いや!

今起きている変化の正体です。

読むべき記事

個人で使えるAI(人工知能)ChatGPTが日本に与える衝撃

 

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