記憶術本当に効果があるのか？お金を払っても後悔しないのか？実際のところは？

記憶術本当に効果があるのか？と

疑っている人はお読みください。

真実を知りたい人はお読みください。

東京大学教授の経験を元に説明します。

この記事であなたが得すること（目次）

1.「記憶術本当に効果がある？」効果はない

2.「記憶術本当に効果がある？」効果はあるという人の正体

3.本当に効果が出る記憶法とは？

この記事の信憑性

・東京大学教授の経験を元に説明

・東京大学教授説明、記憶は遺伝的に不得意な人がいる

・遺伝的に不得意な人はやっても無駄

1.「記憶術本当に効果がある？」効果はない

記憶術には大きく分けて三種類あります。

・記憶術場所法

・記憶術連想結合法

・記憶術語呂合わせ法

これらの基本はみな同じです。

東京大学教授池谷裕二博士は大学卒業後、ニューヨークに留学しました。

その時自分のあまりの英語のできなさに憤慨したと言っています。

そして、英語を猛勉強したそうです。

その結果わかったのは、遺伝的に語学学習に優れた人とそうでない人がいて、自分は語学学習が苦手なタイプだとわかりました。

そういう語学学習が苦手なタイプは、遺伝的に、つまり生まれつき苦手なのです。

それに対し、英語講師になるタイプは生まれつき英語が得意なタイプです。

だから生まれつき得意な人が教えられるのは、同じ遺伝的に素質のある人だけだと言っています。

記憶に関しても同じことが言えます。

記憶術講師になったりセミナーを開く人は、生まれつき記憶が得意な人の可能性が高いです。

それに記憶には視覚情報記憶が得意なタイプ、聴覚情報記憶が得意なタイプなど、さまざまです。

ある人に「記憶術本当に効果がある」と言っても、それがすべての人の適応できるわけではありません。

2.「記憶術本当に効果がある？」効果はあるという人の正体

効果があるという人は、生まれつき記憶が得意な人です。

ちょうど語学学習に、生まれつき優れた人がいるように・・・

記憶術に関して、まずあなたが知らなければならないのは「コスト」の問題です。

コストと言うと普通はお金の話になりますが、ここではコスト対効果のコストだと思ってください。

そのコストは主に時間と、脳の消費エネルギーです。

そもそも記憶術を会得したい人は、なんらかの「記憶すべきもの」があって会得したいと考えています。

つまり記憶術は手段です。

なんらかの「記憶すべきもの」は、資格のためとか、仕事のためとかのために効率よく覚えたいものになります。

そして「普通の記憶法」は、意味をきちんと分かって、結果的に記憶するものです。

それに対し記憶術は、意味がわからなくてもいいので、とにかく効率的に記憶したい場合に使います。

ここで大切なことをいいます。

記憶術は、脳を使います。

例えば記憶術場所法の場合、Ａという地点と記憶すべきものを印象部深く合体させる必要があります。

Ａがトイレで、記憶すべきものが卵であるなら、トイレの中に卵を投げ入れるというような操作が必要です。

そういう操作が、覚えるアイテムの数だけ必要なのです。

これが記憶術場所法です。

これはけっこう脳を使います。

そして単なる記憶作業より、創造的作業なので疲れます。

時間もかかります。

暗記は単調で面白くないので嫌いだという人が多いものです。

しかし暗記には、単調だから疲れにくいという利点があるのです。

疲れにくいのですが飽きやすいのです。

これに対し記憶術は脳から見ると、時間と消費エネルギーのコストがけっこう大きいです。

その記憶術に対して支払ったコストは、「普通の記憶法」に使った場合に比べて、すごく低いでしょうか？

もし「普通の記憶法」に使った場合に比べてあまり低くない、もしくは同等であるなら記憶術を使うべきではありません。

なぜなら記憶術を使った記憶は、意味をきちんと分かってないからです。

ただ単に、言葉を覚えただけのものが記憶術で覚えられるものです。

しかし、資格のためとか、仕事のためとかのために覚えるのであれば、それの意味がわからなければ使えません。

だったら最初から、「普通の記憶法」を使って意味も知っておいた方が効率的です。

3.本当に効果が出る記憶法とは？

記憶術がまたっく効果がないというのではありません。

記憶術が得意な人は、記憶術で大きな成果をあげているでしょう。

しかし記憶術はその特性から、意味がわかるということは苦手で、ただ記憶だけできるようなものです。

そういうものが効果的な分野では、特に有効です。

例えば、歴史の年代を覚えるようなものとか、漢字の読み書きを覚えるようなものが得意です。

しかし、数学の公式は記憶術で覚えるべきではありません。

数学のテストに対し、数学の公式を記憶術で覚えることは効率的です。

でも「数学の学習」がそれでいいのかというと、絶対にそういうことはありません。

それは数学ではありません。

記憶術に頼りたい人は、数学の公式を暗記すればいいと考えるような人です。

しかしそれは公式を覚えただけで、数学を学習したとは言えません。

法律のようなものでも、条文を暗記しただけでは法律を使えるようにはなりません。

いかなる教科も理解なしでは、使えないのです。

迂遠なようでも、理解を伴う記憶が必要です。

それでは覚えきれない時に、補助として記憶術を使うことをお勧めします。

まとめ

1.「記憶術本当に効果がある？」効果はない

記憶術単体では効果を期待できません

2.「記憶術本当に効果がある？」効果はあるという人の正体

生まれつき記憶力が優れている人

職業的に記憶力を教えている人

3.本当に効果が出る記憶法とは？

迂遠なようでも、理解を伴う記憶が必要です。

それでは覚えきれない時に、補助として記憶術を使うことをお勧めします

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筆者について

長く建設会社に勤めながら瞑想行や神秘業を、科学的に研究する。

建設会社をリストラされたのを機に、中小建設業生き残り研究会を立ち上げ、建設会社の新規事業開発やマーケティングを研究する。

しかし、中小建設業生き残り研究会のＤＶＤの売れ行きに悩み、瞑想中の啓示により変性意識開発のＤＶＤを製作・販売する。

ネット事業に活路を見出し、瞑想による願望実現のホントとウソの研究にシフトしていく。

宗教色を排した、科学的瞑想の研究を勧める。

ヴィパッサナー瞑想はほとんど知らなかったが、本を一冊読んで「自分が行っていたのはじつはヴィパッサナー瞑想だった」と気がつく。

四国の山中に在住、時々東京や大阪でセミナーを開催。

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