高須クリニック医師が看護婦にいじめられた話
高須幹弥医師が看護師さんに
いじめられる新米医師の仕組みを解説しています。
それを観ると、驚くべきことがわかります。
いったいどうして、ベテラン看護師さんは医者になったばかりの人をいじめるのでしょうか?
それには深い理由がありました。
1・いじめの理由
じつはそれはいじめと言うより「愛のムチ」だと、高須幹弥医師は説明しています。
医師を名乗れるようになるには、医学部に合格して最低でも6年は必要です。
しかし最短で6年目に医者になれたとしても、圧倒的に現場を知らないし技術もないと説明しています。
具体的に言うと、点滴の針がさせない医者が大勢いるのです。
これは学業優先の仕組みがあって、器用だから医学部入試でポイントが上がる、というような仕組みがないことと大いに関係があります。
そのために医者になって10年経っても、20年経っても、点滴の針を静脈にさせない医者が実際大勢います(私も見ました)。
そうならないために、ベテラン看護師さんは医者になったばかりの人をいじめるのです。
看護師さんに馬鹿にされた新米医師は発奮して、自分の腕に針を刺して練習するのだそうです。
それをしない医者は、いつまでたってもうまくならないのです。
その高須幹弥医師ですが、男女のいじめの違いにも言及しています。
激辛マスタードハンバーガーを食べさせるいじめ
2・男のイジメ
男同士のいじめは、女性のいじめに比べると単純だと言っています。
基本的にいじめの構造は、サル社会のピラミッド構造により起きていると考えると理解しやすいです。
サル社会のピラミッド構造には、頂点にボス猿がいるわけですが、ボス猿でも力が弱くなると新しいボス猿にやっつけられてしまいます。
これと同じ感じが各階層にあって、常に上下入れ替わろうとしています。
この本能が、人間のオス(つまり男性)にもあって、自分より下のやつが自分の地位を脅かさないように押さえつけようとします。
これがいじめの原因になるのです。
しかし本人はまさか猿の本能でいじめたいという欲望が起きているとは思わないので、「なんとなく気に食わない」とかの理由をつけています。
「なんとな気に食わない」とか「不潔だ」というような理由を聞いて、そんなことしちゃいけないよと言ってもこの手のいじめはなくなりません。
大人であるならば、猿の本能だと実感させることが必要です。
3・女のイジメ
高須医師によると、女性同士のいじめの方がはるかに複雑な要因があると言います。
そして男のいじめのように暴力に発展することが少ないかわりに、非常に陰湿で長引くのが特徴です。
なぜこのような陰湿ないじめが起きるかと言うと、猿の本能が起こしていることは男性と同じです。
女性には子供を産み育てたいという基本的本能があります。
この本能が求めるものは、「安全な環境」です。
猿社会でいうと、猿の住むジャングルに、ニシキヘビや豹がいるようなところで子育てをしたくないのです。
ニシキヘビや豹は猿が最も恐れる天敵です。
そういう気持ちが人間の女性にもあります。
人間の場合も敵のいない「安全な環境」を求めたい気持ちが、女性には強くあります。
そして「安全な環境」というのを、より具体的にいうと、それは「縄張り意識」なのです。
女性は非常に縄張り意識が強いのです。
それは縄張り、つまり自分の領域なので敵を入れたくないと感じます。
敵を入れないためには、味方と敵が区別できないとできません。
その選別の時、「どっちか分からない者」がいたらどう判断するでしょうか?
それは「敵」なのです。
「どっちか分からない者」が縄張りに入れた後で敵だとわかったら、取り返しのつかない事態になりかねないからです。
ですから女性は、味方だと思わない者を排除する傾向が強いです。
そして味方をどうやって見分けるかと言うと、自分もしくは自分たちに似ている者を味方だとすることが多いです。
だから女性の集団の中で、ちょっとでも異質な人物がいると、そういう人がいじめのターゲットになることが多くなります。
それは異質であればそれだけで決まるので、頭がいいとか見た目が優れているとか、そういう特徴でもいじめの対象になり得ます。
そういういじめの場合、自分より劣る人をいじめるのではないために、いじめの原因がわかりにくくなります。
じつはそれは猿の本能からくる「縄張り意識」だとわかると、スッキリすることが多いものです。
まとめ
いじめの原因は、ほとんどが猿の本能により起きています。
それが怖いのは、いじめる方が多数派であることです。
少数派で多数をいじめることができるのは、ボス猿だけなのです。
いじめる方が多数派なのです。
だからいじめられている人を擁護しようとする人物も、多数派から追い出されてしまいます。
それが怖いので、じめられている人を擁護しようとする人も現れにくくなります。
※誰も言わないが、いじめるのは「快感」を伴う
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