北朝鮮ICBM二日連続発射で起きる日本人の不安が怖い
2024/12/26
北朝鮮が二日連続で
ミサイル発射しました。
文化の日で休日だった昨日の朝からテレビはてんてこ舞い。
ワイドショーはミサイル一辺倒で、NHKの朝ドラも中止です。
しかし連日のミサイル発射で、多くの日本人にこれまでとは違う不安が広がっています。
北朝鮮は3日の夜九時半ごろにもミサイルを打ちましたが、朝のミサイルが失敗だったと言われたくないためかもしれません。
1・テレビはこう報じた
日テレNEWSの記事から
「政府は3日午前7時50分、北朝鮮からミサイルが発射されたとみられる、として「Jアラート」・全国瞬時警報システムを出しました。
その後、午前8時には「7時48分頃、宮城県、山形県、新潟県の上空を飛翔し、通過したと見られる」と発表しました。
しかし、日本の上空を通過する予想時刻の後になって「Jアラート」が出された事からシステムの精度や発表のタイミングをめぐる課題が 改めて浮き彫りとなりました。
最初にJアラートが出されたのはミサイルの通過予想時刻の2分後だったことがわかったからです」
落ちた後にアラームでは何の役にも立ちません。
この点について内閣官房の担当者は「ミサイルから分離したものが落下してくる可能性もあるのでJアラートを出したことが全く意味がないわけではない」と説明しました。
発表のタイミングについては「防衛省からレーダー探知の情報がもっと早く共有されればJアラートを早く出せる」とも述べています。
政府はその後、実際には日本の上空を通過していなかったとして当初の発表を訂正しました。
あなたの街に落ちたら?
2・防衛庁発表
「前統合幕僚長の河野克俊氏が3日、コメンテーターとしてTBS「ひるおび!」に出演。
朝鮮情勢に詳しい龍谷大・李相哲教授が「日本にミサイルが落ちる可能性がある。
日本列島に落ちた場合のマニュアルはあるのですか?」と聞くと、河野氏は「もちろん破壊措置命令が出てますから、それは撃墜するということになります」と答えた。
李氏の「ミサイルが落ちることも考えられる?全部、迎撃できるということですか?」には「領海、領土に落ちるということが計算に出たらここは撃墜、迎撃します。
また河野氏は、完全にミサイルをレーダーがキャッチしてれば相当な確率で落とすことができます」と話した」
迎撃成功率9割イスラエルの「アイアンドーム」
3・日本国民の疑心暗鬼
防衛相関係者としては、「相当な確率で落とすことができます」と話さざるを得ないでしょう。
しかしJアラートのミスを見ると、どうしても「相当な確率」で撃墜できるとは思えないでしょう。
現在の日本のミサイル防衛システムは、実際に運用したことがなく自衛隊も演習でしかやったことがありません。
そもそも実際に使ってみることになるならアメリカ軍の発射するICBMを打ち落とすという非常に大掛かりで多額の費用が必要な演習しかありません。
それをやってみて、ICBMを撃ち落とせなかったなら、じつは日本を防衛しているものはなにもないということがバレてしまいます。
日本の上空を飛んでいくようなミサイルなら、撃ち落としてみればいいじゃないかと思う人は結構多いでしょう。
しかし、撃ち落とせない可能性も実は高いんじゃないかと思っている関係者は少なくないのかもしれません。
それでもイスラエルではイスラムの過激派が発射するミサイルを防衛システムで結構撃ち落としているそうです。
アメリカ製の迎撃システムも日々進化していると思いますので、「相当な確率で落とすことができます」という段階になっているかもしれません。
そうは言っても、国民としては実際に機能しているところを見たことがないので張り子のトラでないことを祈るばかりです。
こうなったら遅い
まとめ
北朝鮮のミサイルに慣れてしまうことも怖いですが、逆にこれが真実味を増した時日本経済に深刻な影響を及ぼすでしょう。
本当に飛んできそうだとなった場合は、株価が暴落するでしょう。
日本がダメになるとうわさが広がったなら、今以上の円安になる可能性もあります。
隣の国がこっちに向けて核爆弾を載せられるミサイルと打ちまくっているのに、日経平均が下がらない今の状況は本当は異常です。
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