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頭のいい人の会話の秘密はノーベル賞受賞カーネマンの理論で説明できる

   

頭のいい人の会話スタイルがうらやましい

と思う人は読んでください。

カッコイイyoutuberのしゃべり、テンポがいい会話、早口でペラペラしゃべる人にあこがれる気持ち

わかります!

自分もあんなふうにしゃべれるようになりたいと思いますね。

頭のいい人は尊敬される、バカにされないから、あんなふうにしゃべれるようになりたいと思いますね。

この記事であなたが得すること(目次)

1.頭のいい人の会話スタイルがなぜカッコイイのかがわかる

2.頭のいい人の会話スタイルがカーネマンの理論で説明できる

3.本当に頭のいい人の会話スタイルが手に入る


この記事の信憑性

・ノーベル賞受賞の心理学者カーネマンの理論

・その理論で頭のいい人の会話スタイルがなぜ魅力的かわかる

・頭のいい人の会話スタイルに隠された秘密がわかる

・あなたが本当に頭のいい人の会話スタイルが手に入る

・だからおススメしたい

 

1.頭のいい人の会話スタイルがなぜカッコイイのかがわかる

頭のいい人の会話スタイルというと、思い出すのがオリエンタルラジオの藤森慎吾さんでしょう。

あんなふうにテンポよく早口でペラペラしゃべる人にあこがれますね。

じつは早口でテンポよくしゃべられると、脳が正しいことを言っていると勘違いします。

この現象を、情報処理流暢性と言います。

流暢(りゅうちょう)とは言葉が滑らかに出てよどみないことをいいますが、この場合は脳の情報処理がスムーズなことをいいます。

脳の情報処理がスムーズにできる時、脳はそのプロセスに快感を覚えるのです。

快感を覚えるので、その処理過程に疑問を持たず、いつまでもそうしたいと感じます。

その結果、情報処理流暢性が起きたとき、内容が正しくなくても脳はそれを正しいものとして受け入れてしまいます。

こういう脳の活動を、システム1とカーネマンは読んでいます。

それに対し、論理的に内容が正しいかどうか判断するときの脳の働きをシステム2と呼びます。

つまりシステム1とは感情的プロセスで、システム2は冷静な論理的思考をいいます。

ノーベル賞受賞の心理学者ダニエル・カーネマンの理論によると、いつもシステム2よりシステム1の方が早く強力です。

ということは、テンポよく早口でペラペラしゃべる人だというだけで、その人が正しいことを言っているように脳は判断してしまうのです。

つまりシステム2よりシステム1の方が早く強力な結果、情報処理流暢性のある会話をする人は、頭が良く見えるのです。

 

2.頭のいい人の会話スタイルがカーネマンの理論で説明できる

これから分かることは、一見頭がよさそうなテンポよく早口でペラペラしゃべる人が、本当は頭が良くないということがあります。

しかしそれを見る方は、どうしても頭が良い人だと思ってしまう仕組みがあるのです。

政治家や俳優が口達者なだけで、本当は無能な人だということがありますが、そんな人がなぜ頭がいい人に見えるかと言うのがこれで説明できます。

youtube動画でも、頭がよさそうなテンポよく早口でペラペラしゃべる人がいますが、ああいう感じは編集で造りだすことができます。

いかにも頭が良さそうに見えるかもしれませんが、台本通りにしゃべって、編集でテンポよくすることが可能です。

そういうyoutuberを見ると、「なんて頭がいいんだ!」と感心します。

しかしそういう場合、脳の情報処理流暢性の罠にハマっているだけの場合が多いのです。

脳は最初に感情的処理(システム1)で情報処理を行います。

その後で論理的思考をする回路(システム2)が動き出すのですが、感情を動かされるとシステム2が働かなくなります。

それは強い怒りや恐怖で、システム2が働かなくなりますが、情報処理流暢性を使うことでも同じことができます。

それが藤森慎吾さんのような、早口でテンポよくしゃべられる場合です。

そうなってしまうと、本当に正しいことを言っているのかどうか検証する、システム2が動きません。

その結果、早口でテンポよく、魅力的にしゃべる人が、無条件に頭のいい人に見えます。

それは本当は、聴き手の方が頭の悪い人の脳の使い方になっているのです。

 

3.本当に頭のいい人の会話スタイルが手に入る

ですからあなたが頭のいい人に見られたいなら会話の時、早口でしゃべることや、テンポよくしゃべることに気をつけるといいでしょう。

そのとき相手の脳に情報処理流暢性を起こせるなら、内容が正しくないことを言っても、あなたを頭のいい人の思わせることができます。

よく生まれつき口のうまい人と言いますが、口のうまい人とは聴く人の脳に情報処理流暢性を起こせる会話ができる人です。

内容が正しくないことを言っても、それが正しいと思わせることができるので言いくるめることができる人です。

本当に頭のいい人がそういうしゃべり方をするかというと、ほとんどそういうことはありません。

むしろ頭のいい人が会話が下手なことは珍しくありません。

しかしノーベル賞を取るような頭のいい人は、専門分野のことなら何を尋ねても的確に返答できる人です。

そして頭がいい人に見える会話ができるようになるには、話し方を練習するといいでしょう。

しかし「頭がいい人に見える会話ができる」のと、「本当に頭のいい人」とは別物であると知っておくといいと思います。

「本当に頭のいい人」になるには、脳内の情報を構造化することです。

脳内の情報を構造化すれば、専門分野のことなら何を尋ねても的確に返答できる人みたいになれます。

その方法は意外に簡単です。

文末にリンクがありますので、その記事をお読みください。

 

まとめ

 

1.頭のいい人の会話スタイルがなぜカッコイイのかがわかる

情報処理流暢性のある会話ができるとカッコよく見える

2.頭のいい人の会話スタイルがカーネマンの理論で説明できる

情報処理流暢性のある会話ができるとしすてむ2が働かない

3.本当に頭のいい人の会話スタイルが手に入る

脳内の情報を構造化できれば本当に頭がいい人になれる

おすすめ記事 こちらを読めば脳内の情報を構造化する方法がわかります

頭のいい人の考え方を知ることはとても簡単です。脳の使い方が少し違うだけです。
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筆者についてwatashi

長く建設会社に勤めながら瞑想行や神秘業を、科学的に研究する。

建設会社をリストラされたのを機に、中小建設業生き残り研究会を立ち上げ、建設会社の新規事業開発やマーケティングを研究する。

しかし、中小建設業生き残り研究会のDVDの売れ行きに悩み、瞑想中の啓示により変性意識開発のDVDを製作・販売する。

ネット事業に活路を見出し、瞑想による願望実現のホントとウソの研究にシフトしていく。

宗教色を排した、科学的瞑想の研究を勧める。

ヴィパッサナー瞑想はほとんど知らなかったが、本を一冊読んで「自分が行っていたのはじつはヴィパッサナー瞑想だった」と気がつく。

 

四国の山中に在住、時々東京や大阪でセミナーを開催。

 

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