自殺する男の心の中とは？

五月は精神病の季節

読むと

死にたいほどツラい人の

深層心理がわかります

五月は精神病の季節でもあります

子供の時（三歳）お母さんが亡くなって

お父さんに育てられた男性ですが

心の中に寂しさがありました

でもその寂しさ・哀しさは強すぎて

幼い心では支えきれませんでした

そういう心はどうなるか？

潜在意識の奥底に封印されてしまいます

交流分析心理学では人の心のファクターを5つあると考えます

わかりやすく言うと、５人の異なったキャラクターが自分の心の中にいるという考え方です

そのキャラクターの出番の多い少ないで、「性格」が決まります

1・交流分析心理学

まず最初に、交流分析心理学の五つの

心の基本要素を読んでください

１・自由な子供の心ＦＣ（例えればクレヨンしんちゃん）

上で言った「幼い心」とは

この自由な子供の心ＦＣのことです

この自殺した男性の心の奥底には、傷ついたしんちゃんのような

子供がいるのです

２・従順な子供の心ＡＣ（しんちゃんにでてくるまさおくん）

３・優しい母親的心ＮＰ（サザエさんのお母さん磯野舟）

４・厳しい批判的父親ＣＰ（ドラえもんののび太の先生）

５・理性的大人の心Ａ（推理するときの名探偵コナン）

自由な子供の心

2・この男の表面心理

この男性は言います

「妻が見るテレビのお笑い番組なんか

どこが面白いんだ

まったく面白味がわからない」

これがこの男の表面心理です

つまり顕在意識です

この男性は、先の心の基本要素で言うと

４・厳しい批判的父親ＣＰ（ドラえもんののび太の先生）

５・理性的大人の心Ａ（推理するときの名探偵コナン）

が、強いのです

そしてそういう表面意識を持つ男は

「楽しい」ということがわかりません

なぜなら「楽しい」というのは

自由な子供的要素ＦＣの働きによるものだからです

また、妻がテレビを見て笑うのを見て

馬鹿にします

なぜ、バカにするか？

実際は怒っているのですが、それを顕在意識に

知らせないために表面ではバカにしていると

感じさせられています

「誰に」感じさせられているのか？

それはこの男の「潜在意識」です

実際は怒っている

3・心の正体

「潜在意識」が表面意識を操作して

バカにする気持ちが現れています

しかしその「本当の気持ち」は怒りです

何に怒っているのか？

なぜ怒りを隠す必要があるのか？

怒りは自分を愛さなかった親に対する怒りです

死んでしまった母の愛情が欲しいという

叶えられないことへの哀しみもあります

この怒り・哀しみを顕在意識で表すなら

それを耐えきれない幼い心が、崩壊しかねません

だから別の意識にすりかえています

こういう理由で、この男の表面意識は

人生を楽しめないものになっています

この男の表面意識に

ＦＣが現れることがタブーなのです

楽しめない表面意識があります

それを心の基本要素で言うと

ＡとＣＰなのです

つまりこれは、傷ついたＦＣを隠すための

心的鎧なのです

この人は幼い時、傷ついたＦＣを心の奥に

閉じ込めて、従順な子供を演じたと想像できます

それが怒りに変わっていったのです

つまりこの人の心は三重構造になっています

卵のような形です

本当の心が現れるまでにはこの順番で

外側の固い殻は、ＡとＣＰでできています

これにより傷つきやすい真の心を

隠しているのです

その内側の卵で言えば白身の部分

これは従順なＡＣですが

じつは怒りがその中に渦巻いています

大人になっても従順な子供を演じる本心は

怒りを覆い隠すためのカムフラージュなのです

そうまでしてかくしたい心の奥底

卵で言えば黄身の部分です

そこには

傷ついたクレヨンしんちゃんＦＣがいます

傷ついたクレヨンしんちゃんをずっと守り続けた心は

ふたつに分離してしまっています

顕在意識と潜在意識の間を「怒り」という感情で

分離しています

だから自分の本当の感情に気がつけません

自分が自殺したいほど傷ついていることに

気がつけないから

それが抑えきれないレベルに達するまで

顕在意識で感じられるまでに成長してしまうのです

顕在意識と潜在意識の間を「怒り」という感情で

分離しています

だから自分の本当の感情に気がつけません

これが自殺したい心の仕組みです

動画をご覧ください↓

あなたの人生がツラいのは潜在意識に「憎しみ」があるから

ＤＶ妻からの言葉の暴力から逃げる方法とは？

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