ウクライナ・ゼレンスキー演説と北朝鮮ICBM発射の関係を言わないマスコミの不思議
国会でゼレンスキー大統領が
3月23日に演説を行いました。
その翌日に北朝鮮がICBMを発射して日本のEEZ内部に落下しています。
まことに不思議なのは、日本のマスメディアはどこもこれらが単独の出来事であると断定してニュースにしていることです。
日本のマスメディアは、世界規模の視点で説明できないことを証明しているかのようです。
1・ゼレンスキー演説とは
ネット上の演説の要旨を読みましたが、かんたんに言うと「日本は助けてくれてありがとう。これからも助けてね!」ということです。
いろいろな解説がテレビなどで流れましたが、これ以外に言うことはないでしょう。
というのは、ゼレンスキー大統領は日本以外の国やNATO会議でも政府機関向けに演説を行い、支援を取り付けるようとすることが確実だからです。
そのたびに、演説する国の国会議員や国民が喜びそうな言葉を選んで演説するでしょう。
その中の一つが、日本での演説に過ぎないので社交辞令的なものです。
いちいち社交辞令で言ったことに、一喜一憂するのは危険です。
それより問題はミサイルです。
2・北朝鮮のミサイル
今回のミサイルはICBMという最も長距離を飛べるタイプのものです。
これの使い方を変えれば、人工衛星打ち上げにも使えるもので、実質ロケットなのです。
そしてその技術の元は、ロシアから買ったり教えてもらったものと見て間違いないでしょう。
ロシアが親分とすれば、北朝鮮は子分なのです。
北朝鮮は中国の子分になったり、中国の子分になったり変わり身の早さは凄いですね。
とにかく今回はロシアの子分として振る舞っているわけで、孤立無援のプーチン大統領にすれば北朝鮮は「可愛いヤツ」に見えるでしょう。
そのロシア親分が戦ってる相手の親分が、ゼレンスキーなわけです。
そしてゼレンスキーが日本の国会で演説を行い、ロシアとは手を切ってウクライナ全面支援して、とメッセージを送ったのです。
これは子分として、黙ってはいられない事態でしょう。
「世界の終わり」をアピールするゼレンスキー
3・ミサイル発射!
そこで北朝鮮としてロシア親分の利益になることができないかと考えた結果が、日本を脅すということになったと考えればICBM発射の理由がわかります。
「どうですか親分、日本にはガツンとやってやりましたよ」という感じです。
なお、ICBM発射には相当な準備が必要なので、かなり前からこの機会を狙っていたのでしょう。
こういう説明を日本のマスメディアは絶対にしませんね。
こういうことをして北朝鮮にどういうメリットがあるでしょうか?
軍事的側面だけで言っても、大きなメリットがあります。
北朝鮮のICBMの完成度をあげる技術をロシアから供与してもらって、大型の原爆を載せられる様にできることが挙げられます。
ロシアの技術を教えてもらえば、確実にアメリカ本土に届くミサイルに仕上げることができます。
そうなればアメリカも北朝鮮に迂闊に攻撃できなくなります。
アメリカが一目置く国になったことで、北朝鮮のロシアや中国に対する存在感も大きくなります。
今回のウクライナ戦争が証明したものは、核兵器を持っている国は容易に攻め込まれないということです。
しかも自前の核兵器を自前のICBMに搭載する技術まで持てば、手出しできる国はすごく減るでしょう。
その威圧行為の手始めに、日本のEEZ内に落ちるICBMを打ち込んだとして間違いないでしょう。
日本の岸田首相が腰抜けと言われていますが、腰抜けだから威圧は意味があります。
まとめ
ウクライナ戦争が世界の軍事バランスを不安定にしているので、世界中でこれまで均衡を保っていたのがグラグラしだすのは確実です。
そういう目で見れば、台湾海峡だけでなく日本海でも緊張が高まってくることがわかります。
それなのに、日本の総理大臣は腰抜けなのです。
これまで北朝鮮は注意深く日本の水域を避けて、ミサイルを飛ばしていました。
しかし今回は、北海道や青森の近くです。
これは北朝鮮による侵略行為だという意見はまったく聞こえてきません。
ダメじゃん、日本のメディア
大丈夫か?日本国民
ウクライナがあれほど攻められているのに、北朝鮮のミサイルは違うと思っている日本人の頭は「お花畑」です。
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