私たちは騙されていた？教科書のウソが見つかりました

ウソというか

ごまかしがあったのは歴史の教科書です。

日本史の方ですね。

気づきにくい部分ですが、言われてみれば「なるほど！」と思います。

日本の歴史

1・日本の歴史区分

古い順に書きますと、

縄文時代

弥生時代

大和時代

飛鳥奈良時代

平安時代

鎌倉時代

室町時代

戦国時代

安土桃山時代

江戸時代

明治時代

大正時代

昭和時代（以降、平成令和）

となります。

弥生時代の稲作

2・名前の意味

縄文時代は縄文式土器が出たことから、その名前がついています。

縄文とは土器を造るときに縄を土器に巻き付けて模様を転写した造り方を言います。

弥生とは東京都弥生町（当時）から出土した土器の名前が弥生式土器になったので、その名がつきました。

それ以降の名前は、大和から江戸まではその時代の首都が置かれた場所の名前です。

戦国時代だけは、戦乱の世が続いたという状態の説明になっています。

安土桃山時代は織田信長の安土城、豊臣秀吉の居城伏見城が桃山丘陵（京都市伏見区桃山町）にあったことからついています。

本来なら安土時代・桃山時代と分けるべきですが、この時代が短かったことから安土桃山時代と呼ばれることが多かったです。

江戸時代

3・場所の名前なのか？

先に、「大和から江戸まではその時代の首都が置かれた場所の名前」と言いましたが本当は少し違うと思います。

その時代の統治者のいた場所であり、近代が近づくにつれて統治者およびその一族というより、政治システムが変わるたびに時代が変わったという認識になると思います。

つまり政治システムが変わるということで、ある時代が終わり新しい時代が始まるということになるのです。

そして時代が変わると、その時代の首都の名前がつけられた〇〇時代が始まるのです。

そういうことであればおかしいのは、明治時代です。

明治は元号なので、首都の名前ではありません。

おそらく明治天皇の統治の時代ということで、こういう名前になっているのでしょう。

しかし伝統的な〇〇時代の名前から言えば、明治時代ではなく東京時代になるべきだと思います。

そしてその東京時代は明治・大正・昭和20年までになるはずです。

なぜ昭和20年までかというと日本が第二次世界大戦（太平洋戦争）に負けたからです。

昭和20年8月15日以降は政治システムが変わったので、明治から始まった「東京時代」は終わりを告げました。

だからそれ以降は「ＧＨＱ以降時代」とか「第二次東京時代」とか呼ばれるべきだと思います。

第二次東京時代

まとめ

なぜ歴史の教科書は、「江戸時代の次は東京時代」と書かないのでしょうか？

今のような名称にした裏には、明治政府の仕組みがずっと続いているかのような思い込みを日本人にさせるためではないかと勘繰ります。

つまり太平洋戦争を起こしたのは、明治以降ずっと続く日本の政治システムであると誤解させるためではないでしょうか？

戦争を起こしたという罪の意識を植え付けるために、いまでも歴史の教科書は、江戸時代の次は明治時代というウソが書かれているのだとしたらヤバいことです。

※現代は本当は「第二次東京時代」

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