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ウィル・スミスのアカデミー賞平手打ち事件が日本人には大絶賛の理由とは?

   

2022年のアカデミー賞でウィル・スミスが

司会者のクリス・ロックを平手打ちする事件が起きました。

この件を巡ってウィル・スミスを絶賛しているのは日本だけのようだと伝えられています。

なぜ欧米では、奥さんを馬鹿にされた仕返しをしたウィル・スミスが非難されているのでしょうか?

日本人がこういう行動を好きなのは、どうしてなのでしょうか?

じつは深い理由があったのです。

クリス・ロックを平手打ち

1・アカデミー賞平手打ち事件

授賞式でクリス・ロックは客席にいるスミスと妻のジェイダ・ピンケット・スミス(50)に向かって「ジェイダ、『G.I.ジェーン2』が早く見たいよ」と声をかけたのでした。

するとスミスは激怒し、壇上に登ってロックを平手打ちすると、クリス・ロックに対し次のように怒鳴ったのです。

「その汚い口で妻の名を口にするな」

妻のジェイダは2018年に脱毛症を患っていることを公表しており、昨年7月にはスキンヘッドにしています。

ロックはそんなジェイダを、坊主頭の女性が主人公の映画『G.I.ジェーン』となぞらえて揶揄したのです。

この事件はウィル・スミスの謝罪と、アカデミー会員の辞退にまで発展しています。

じつはアメリカでは「スミスが悪い」という意見が多いと言われていて、日本人からすると意外です。

『マスク』や『トゥルーマン・ショー』などで知られるジム・キャリーは本件に対する自身の見解を示した。

ハプニングのあとに『ドリームプラン』の演技でスミスが主演男優賞を受賞し、拍手喝采が巻き起こった会場に対し、「気分が悪くなった」とコメント。

「もし、この事態がスミスではなく他の誰かであった場合、少なくとも退場させられ、おそらく逮捕されていたでしょう」という意見もありました。

ウイル・スミス主演の家族を思う映画

2・日本人には大好評

ウィル・スミスがしたことは、アカデミー賞授賞式と言う世界から見られている席で、妻を思いっきりバカにするという行為に対する報復です。

もしあの席で、ウィル・スミスがうすら笑いを浮かべて見過ごしていたら日本人の多くは彼に失望したのではないかと思います。

というのは、彼はメン・イン・ブラックを始め多くの映画で「善良で正義感あふれる主人公」を演じています。

妻がバカにされたままであったなら、彼の演じてきた役がすべて空々しいと感じられたと思うのです。

だから日本人的な心情として彼の行為は正解であって、「やはりウィル・スミスは正義漢だ!」と思ったのです。

ところがアメリカでは、彼の行為は非難されるべきことだという人が多いということです。

これは日本人には、意外に感じられます。

アメリカと日本の正反対ともいえる反響の違いには、日本のある演目が関係していると思われます。

その演目とはなんでしょうか?

3・年末の定番

日本で12月になると必ず見かける映画やテレビドラマの定番があります。

それは「忠臣蔵」です。

忠臣蔵は現実に起こった事件を題材にした、小説や映画、テレビドラマの大人気の物語です。

内容は江戸時代、元禄の江戸で起きた切りつけに端を発した復讐劇です。

「江戸城・松之大廊下で、高家の吉良上野介(きらこうずけのすけ)に斬りつけたとして、播磨赤穂藩藩主の浅野内匠頭(あさのたくみのかみ)が切腹に処せられた事件。

さらにその後、亡き主君の浅野内匠頭に代わり、家臣の大石内蔵助良雄以下47人が本所の吉良邸に討ち入り、吉良義央らを討った事件を指すものである」

事件は、浅野内匠頭が江戸城内で朝廷の使いを接待する役目を与えられたことが始まりです。

そのような高貴な人物を接待するにはそれなりの知識が必要ですから、その指南役に吉良上野介が指名されます。

ところが吉良上野介が、浅野内匠頭を「田舎侍」とか、「そんなことも知らんのか!」と様々な侮辱をしたとされています。

ついに堪忍袋の緒が切れた浅野内匠頭が、江戸城内で吉良上野介を刀で斬りつけるという行為に及びます。

堪忍袋の緒が切れた浅野内匠頭

将軍の足元でそのような蛮行を行った浅野内匠頭は切腹、赤穂藩は取りつぶされます。

ところが吉良上野介には幕府からのおとがめはなし。

そんな不公平に憤り、主君の恨みを晴らすべく立ち上がったのが元赤穂藩の浪士、47人でした。

斬りつけ事件が起きたのは、元禄14年3月14日でした。

元禄15年12月14日に赤穂浪士は吉良の屋敷に討ち入って、ついに吉良上野介の首を取り浅野内匠頭の敵を取ることに成功したのです。

赤穂の武士の忠義に感動した江戸市民の間で、赤穂浪士の人気は絶大なものになりました。

そして『仮名手本忠臣蔵』の題目で、人形浄瑠璃および歌舞伎で演じられる人気作となりました。

明治を過ぎ昭和になっても人気は衰えません。

映画化も何回も行われ、年末のスペシャル時代劇的な扱いでテレビドラマにもなっています。

忠臣蔵の内容は、次のような特徴があります。

1.理不尽ないじめにあった浅野がついにこらえきれず吉良に怒りをぶつけた

2.しかしその結果、浅野は切腹。赤穂藩は取りつぶしに遭い、藩士は路頭に迷った

3.ところが吉良には何のお咎めもなかった

4.このような理不尽を放っておけない忠義の侍が我慢を重ねて復讐の機会を待った

5.ついに吉良の屋敷に討ち入り、主君の恨みを晴らし憎き吉良の首を取った

6.しかしこれは将軍に背く行為であり、47人は切腹させられた

こういう顛末です。

これって、赤穂浪士は主君の悔しさを晴らすものであり、ウィル・スミスは妻をバカにした司会者に復讐したということで似ています。

似ていますと言うか、自分が破滅することもかまわず、自分の愛する者の名誉のために戦ったという意味で両者は同じなのです。

つまり日本人は、ウィル・スミスの平手打ちの中に「赤穂浪士」を見たのです。

自分が愛する者のために犠牲になっても構わないという行いは、日本人が感動する要素です。

それだからこそ、ウィル・スミスの行動を称賛する日本人は多いのだと感じます。

キアヌ・リーブス主演

まとめ

アメリカ人には、ウィル・スミスの行動を非難する人が多いとされていますがこれは本当なのでしょうか?

というのは、キアヌ・リーブス主演で「47RONIN」と言う映画が2013年に公開されています。

これは忠臣蔵を原作とする映画なのです。

内容的には忠臣蔵とは遠いファンタジーでしたが、それでも忠臣蔵大好き日本人の心情を少しは理解してくれるかも?という期待が生まれます。

とにかく、アメリカ人が何と言おうと、愛する妻の名誉のためにアカデミー会員の席を捨てたウィル・スミスを称賛したいと思います。

こんなふうに器用に立ち回れないバカが、日本人は大好きなのですね。

高倉健さんもそういう役が多かったです。

追加情報

有名俳優の反乱 有名俳優とは誰?

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