第２回あなたを傷つける人への対処法とは？

あなたの想像もつかない人

世の中には、あなたの想像もつかない人がいると感じたことはありませんか？

「どうしてこの人はこんなに人を責めるのだろう」って

じつはそういう人はあなたのまわりにも一人や二人はいると、思いませんか？

そういう人の見つけ方を紹介しますので、お読みください。

その前に・・・（笑い話を読んでなごんでください）

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車の中で、新米刑事とベテラン刑事が会話していました。

「おい、小学生クイズだしてくれ」

「またすか！好きですね。先輩」

「いいじゃないか！暇だし」

「じゃあ連続で答え言ってください。」

「よっしゃあ！」

とってもおいしいのに、くさい！ といわれる野菜はなに？」

「はくさい」

「ぼうしの中に入っている動物はなに？」

「うし」

「まんなかだけ食べることができないおかしってなに？」

「ドーナッツ」

「飲むとおこられるジュースってなに？」

「コーラ」

「おいしくて甘い 寺 ってどんなてら？」

「カステラ」

「いつも文句ばかり言っている動物はなに？」

「？？？　え？わからん」

「先輩、答えはうしっすよ」

「え？なんで」

「牛はなんて鳴くでしょう？」

今日も事件は起きなかった・・・

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セミナーでの話だ。

なぜかセミナー講師は自分を「老師」と呼ばせたがった。

風貌も白髭で長髪の仙人風だったから、そう呼ぶにやぶさかではない。

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老師「今日の話は昨日の続き。誰にでも非常に役に立つ話じゃ」

「どういう内容ですか？」

「どこの学校にも、どこの職場にも、どこの近所にもひとりはいるじゃろ。

やたらと他人を傷つける言動をする人物と、それをやっつける方法じゃ」

「こういう人物のやり方はパターンがあるので覚えておくと言いじゃろう。

1.相手をけなして無価値だと思いこませる（毒親がよくとる）

2.不和のタネをまいて混乱させる

3.裏からすべてを支配しようとする

4.地位を利用して不本意なことを言わせる（上司の命令で白を黒と）

5.嫉妬心が強く当たり散らす

だいたいこういう感じじゃ」

今日は攻撃性のある人物が行う典型的手口の紹介じゃ。

言っておくが、これは非常に強力で、やられた人は逆らえないのじゃ。正義の仮面をかぶっておるからじゃ。

そしてねちねちと、何回も繰り返してこれで襲ってくる。手を変え品を変えて、攻撃できるのじゃ。

なぜか、攻撃性のある人物というのは、皆一様にこの手口の達人なのじゃ」

「怖いです！」

「そうじゃろう。だが、これを知っておくだけで対処法がわかる。

ハッキリ言って、これを知ってるのと知らないのでは、人生の快適性に極端な差が生まれるのじゃ」

「教えてください」

「３０代の主婦の話じゃ。以前は優しかった夫から「お前は最低の妻だ」とか、「料理も下手だし片付けもできない」とか、

「外出するのは浮気しているんじゃないか」かとか責められるようになったのじゃ」

「よくあるやつですね」

「そしてそれに耐えられなくなり、夫の要求により離婚した。ところが離婚後に驚愕の真実が発覚したのじゃ」

「え！ワイドショーみたいな」

「そうじゃ。

本当は夫の方に愛人がいて、しかも妊娠しておったのじゃ。愛人と再婚するための計画的犯行じゃったのじゃ」

「わあ、ひどいですね」

「じゃが、離婚してこの女性に変化が起きた。自分が悪いのではないとわかって、じつは元気になったのじゃ」

「へえ！人間心理って意外ですね」

「そうじゃ。これからわかることは、人を苦しめ抜くというのは、じつは難しい。

ただ単に責め立てるだけでは、意外と長続きしないということじゃ」

「どういうことですか？」

「よいか！

人を攻撃する者には、二種類ある。

攻撃することにより何らかの利益を得ようとするもの。この夫のように何の落ち度もない妻から離婚したいものがその典型じゃ」

「もうひとつは？」

「攻撃したい人じゃ。

こっちは始末が悪い。「何の理由もなく攻撃したい性質」を持つ怖ろしい人物がこの世にはいるのじゃ。幽霊より人間が怖ろしいとは、よく言ったものじゃのう」

「何の理由もなく、ですか」

「そうじゃ。いわば人を責めることが生きがい。人の困り顔を見るのが趣味なのじゃ」

「うわあ」

「こういう人物は人を責めることが生きがいじゃから、終わることがない。しかもそれが趣味じゃから、巧妙かつ最悪なのじゃ」

「ぎょええええ！そういう人のやり方が最悪なのですね。はやく教えてください」

「人を責めることが生きがいなのは、その人の親がそういう人物で、そういう親に責められてゆがんだ人になる。やり方を知りたいか？」

「知りたいです」

「教えてやろう。弟子よ」

「ぜひお願いします」

「そういう奴はの・・・」

（ゴクリ）

「罪悪感を使うのじゃ」

「罪悪感！」

「毒親がよく使う手口じゃ。「あんたのためにいくら使ったと思っているの」とか、「あんたひとりにどれだけ手を煩わせているか」というのじゃ」

「あああ！うちもそういう親でした。そういうのよくわかります。正義の仮面をかぶるというはよくわかります」

「そうじゃ。幼いころから毒親の手口を仕掛けられ、心が歪み、しかも毒親のテクニックを覚える、そういう者が人を責めることが生きがいの人になる」

「罪悪感！」

「こういう奴の毒にかかると次の症状がでる

・急に気力がなくなる

・もうダメだと思い自信をなくす

・この人には反論できないと諦めになる

・職場や学校に行くのが怖くなる

・わけもなく落ち込む（本当はわけがある）

・言うことにあいまいさがあるので、どう受け止めていいかわからない

・その人に会うことを考えただけで、動悸がしたり、めまいを感じたりする

・楽しいことを考えられなくなる　のじゃ」

「ああ！毒親の影響は代々続くのですね」

「明日は罪悪感を使う方法の詳しい説明と、対処法じゃ」

「よろしくお願いします」

第三回はこちら

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