今の時代の金儲け法の極意とは？

極意

コロナ禍で倒産する企業が増えてきました。

年末になってくると資金繰りでさらにヤバイかも？

でもお聞きください。

この時代でも確実に儲ける方法があるって、知っていましたか？

本日はそれをお知らせします。

その前に笑い話でなごんでください。

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車の中で、新米刑事とベテラン刑事が会話していました。

「おい、アマゾンで売っている1980円の商品を二万円で売る方法を知っているが、

知りたいか？」

「はい、先輩。ぜひ教えてください」

「四国の凄い田舎で、老人に訪問販売して1980円の商品を二万円で売った男がいる。

しかし、それ自体は違法じゃない」

「10倍の値段で売っても違法じゃないんですか？」

「買った方がそれで満足なら違法じゃないんだ。そんなこというならトヨタだって

原価30万円と言われているパッソを200万ぐらいで売っている」

「なるほど！しかしそいつは捕まったんでしょ。

いったい何を売ったんですか？」

「ＤＶＤプレーヤーだ。老人は繋ぎ方や使い方がわからないから、教えて売ったってわけだ。

田舎には暇を持て余した老人が多くて、話し相手になってくれるだけで数万円の商品を買う人が結構いるんだ」

「でもそれじゃ違法じゃないでしょ。むしろ目の付け所が良かったって・・・」

「そうだな。しかしそいつはおまけのＤＶＤを付けたんだ。それがまずかった」

「あ！ノーモザイクのやつですね」

「そうだ。そいつが言うにはネットで拾うのはモザイク無しの方が簡単なんだそうだ」

「モザイク無しの方がモザイクありより安くて手に入れやすいとは

妙な世の中になったもんですね」

今日も事件は起きなかった。

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講師は自分を「老師」と呼ばせたがった。

風貌も白髭で長髪の仙人風だったから、そう呼ぶにやぶさかではない。

—

老師「今日の話「確実に儲ける方法」じゃ」

「ぜひ聞きたいです」

「これにはおまけがあっての、「金持ち脳になれる方法」がついておる」

「一粒で二度おいしいですね」

「早速行こう。

アイリスオーヤマという企業がテレビを売りだして、大ヒットしておるのじゃ。

ここは日用雑貨などを主に扱う企業じゃが、大手電機メーカーを差し置いてテレビがバカ売れなんじゃ」

「なぜでしょうか？」

「話はかんたんじゃ。

薄型テレビが出だした時、リモコンが使いづらいと批判を浴びたのを覚えているじゃろう」

「ありましたね、そういうことが」

「メーカーは技術者目線だから、ああいうことが起きるのじゃ。

そしてそれは今も変わっておらんのじゃ」

「逆にアイリスオーヤマは日用品販売だから、消費者の気持ちに敏感だったわけですね」

「そうじゃ。今のテレビを主に見る層は、６０代７０代なんじゃ」

「若者がテレビ見ないと言われて久しいですからね」

「じゃろう！しかしメーカーは技術者目線で相変わらずじゃ」

「アイリスオーヤマは何をしたんですか」

「老人になると目がよく見えなくなるんじゃ。そういう人にボタンがいっぱいついたリモコンは使えんのじゃ。

だから音声操作のテレビをメーカーに造らせてそれを販売したのじゃ」

「あ、なるほど」

「そしてその次は、白内障対策じゃ」

「白内障？」

「老人の目のレンズはどうしても白濁りしてくるのじゃ。じゃからコントラストがきつくて

しかも明るすぎるぐらいの画面の方がちゃんと見える。若者には逆にギラギラして見づらい。

そういうテレビを造らせて売ったら大ヒットじゃ！」

「それじゃあ、省エネ対策と称して暗い画面にするメーカーテレビとは真逆ですね」

「そうじゃ。だいたい省エネ対策と言ったって、それで節約できるのは微々たるもんじゃろ。

若い技術者には老人の生活実態に即した機能を考えることができん。

だから売れんのじゃ！」

（お師匠様怒っているけど、自分も老人だもんな）

老師、弟子をギロッとにらむ。

「さてｐａｒｔ2に行こう」

「はい、待ってました！」

「聴こう、弟子よ。

金儲けとは逆上がりか？それとも跳び箱か？」

「え？な・なんですか、いきなり。うちは禅宗じゃないですよ」

「これは脳科学の問題なのじゃ。

答えは跳び箱じゃ。跳び箱というのはの、誰でも一段目は跳べる。

それに対して逆上がりは、できるか、できないかの二種類しかない」

「あ、確かにそうです。それと金儲けと何か関係が？」

「だから脳科学じゃ。人は「できる！」と快感を感じるのじゃ。

跳び箱を一段跳べると「できた！」と快感を感じる。その時ドーパミンという快感ホルモンが脳内にでる。

もう一段飛べたときもドーパミンが出る。そうして一段増すごとに、ドーパミン放出回路が活性化するのじゃ」

「つまりどんどん快感が増すわけですね」

「そうじゃ。それに対し逆上がりはできるまで苦しい試行錯誤が続くだけじゃ。できるまで「できた！」と快感を感じることはない」

「あー！逆上がりみたいな練習法は、挫折する元なのですね」

「そうじゃ。何事も跳び箱のような方法にすれば、最初でも誰でもできるし、できればできるほどやる気がでてくる。

快感ホルモンがでやすくなるのじゃからな」

「なるほど」

「金儲けなども同じなのじゃ。最初の一段目ができるかどうかで、それを持続できるかどうかが決まるのじゃ」

「だから最初は出来るだけ簡単な方法がいいのですね」

「そうじゃ。一個5円の飴を仕入れて最初はタダで配る。

次は、それを1円でもいいから売ってみる。一円で売れたなら次は2円で売ってみる。

そうしてそれが6円で売れるようになったならば、それを100万回繰り返せば・・・？」

「100万円の儲けですか！そう考えれば、難しくなさそうに思えます」

「そしてその間にドーパミン放出回路が活性化すれば、少しぐらいの困難も苦にならなくなるのじゃ。

これが「金持ちになれる脳」の秘密なのじゃ」

「なるほど！逆上がりではなく、跳び箱方式なのですね」

「そしてもっとすごい技があるのじゃ。知りたいか？」

「はい、ぜひ！」

「客の方のドーパミン放出回路を活性化させれば、お前の顔を見るたびに快感を感じるように、条件反射を植え付けることができるのじゃ」

「条件反射を植え付ければ、説得が簡単になるのですね」

「その通りじゃ。

ＡＫＢ商法とか、それを真似た韓国女性歌手グループが使っておるのがこれなのじゃ」

「それはどのような方法で行うのですか？」

「もっとも簡単なドーパミン放出は、性的な快感を想像させればよいのじゃ」

「あ！おまけにモザイク無しのＤＶＤを付けるというのは、だからアリなんだ！」

「そんなこと、わしは言うとらんぞ！」

※逆上がりではなく、跳び箱方式が、「金持ちになれる脳」の秘密

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