第三回記憶術　場所法で資格試験対策に使う方法テストや受験勉強にもＯＫ

記憶術　場所法はテストや

受験・資格試験対策に使えません。

その理由は三つあります。

1・記憶術場所法で覚えられるのは具体的なものだけである

2・試験問題に出てくるのは抽象的なものがほとんど

3・記憶術場所法で覚えるためには、莫大な場所の記憶が必要

こういう理由のために、普通のやり方では記憶術場所法は、資格試験対策に使う方法テストや受験勉強に使うことはできません。

この記事では、場所法の欠点を説明します。

記憶術全般に関する欠点も説明していますので、これを読んでから記憶術を本格的に学ぶ方がいいと思います。

第一回はこちら

記憶術　場所法はテストや受験・資格試験対策に使えないネット詐欺で40万円失った私が説明

この記事であなたが得すること（目次）

1.記憶術場所法のやり方

2.記憶術場所法の逃れられない欠点とは？

3.本当に試験で使える記憶術場所法無料公開

この記事の信憑性

・脳の記憶を40年研究した

・長年の瞑想修行で自分の脳の動き方がわかった

・脳科学に基づく記憶の説明

1.記憶術場所法のやり方

まず記憶術場所法を説明します。

これは場所と覚えたいものを関連付ける方法ですが、場所はどこでも何でも使えます。

ここでは例として、右手の指を使ってみます。

次の動画を見たあとで、自分の右手の指を使うことで5つのアイテムを記憶できたことを確認してください。

いかがでしょうか？

覚えていたでしょうか？

覚えたいアイテムは

1.あんぱん

2.ハサミ

3.帽子

4.スプレー

5.ボールでした。

かんたんに覚えられたと思います。

次は記憶術の欠点を説明します。

2.記憶術場所法の逃れられない欠点とは？

記憶の説明

まずこれだけは知っておいていただきたい、人間の脳の記憶の仕方を説明します。

この章だけは読んで行ってください。

「記憶する」とは、海に沈めた箱を探し出すような作業なのです。

何か記憶したいもの、覚えたいものがある時は、それを入れた箱を海に沈めるような感じになります。

私たちの脳には「記憶の海」があると思ってください。

若い時は、すぐに思い出すことができます。

思い出すという作業は、アクアラングをつけて海に沈めた箱を探し出すのと同じです。

若い時は体も動くし、すいすい泳げるので、広い範囲を速く捜索できます。

その結果、海底にある「記憶の箱」をさっと見つけられるのと同じです。

だから若い時は、物忘れしません。

記憶の思い出し手順

1・記憶したいものを入れた箱を海に沈める

2・その時だいたいの場所を覚えておく

3・思い出す必要がある時、ダイバーが同乗したヘリコプターでその場所に行く

4・ダイバーが海に沈めた箱を探す

5・箱が見つかったらヘリから降ろしたロープで箱を結びつける

6・ヘリが箱を引っ張り上げる

ヘリが箱を引っ張り上げて、水面に箱がでたら思い出せたという状態です。

ここで、記憶の説明として「絶対に忘れないもの」を説明します。

自分の名前とか性別とか、両親の名前とかが「絶対に忘れないもの」です。

こういうものをなぜ忘れることがないかと言うと、それは島の上においてある箱だからです。

島だからヘリですぐに見つけられるし、海に潜る必要もありません。

むしろ「島そのものが記憶したもの」という感じでもあります。

「島そのものが記憶したもの」なので海底を捜索する必要がありません。

これが「絶対に忘れないもの」です。

歳を取ると忘れるのはなぜ？

海底の箱の説明を使えば、歳を取ると忘れやすいことがすぐに理解できます。

年齢を重ねると、覚えたものが多くなるので、似たような記憶が増えてきます。

そうなるとヘリコプターを飛ばすとき、どのあたりだったか？混乱するのです。

その結果、まったく違う場所にダイバーを送り込むことになります。

これが歳を取ると忘れやすい理由です。

※思い出せない時は、違う海を捜索している

また「ど忘れ」もこれで説明できます。

「ど忘れ」の時は、思い出したい海の近い位置までは行っているのですが、肝心の箱に行き着けない状態です。

記憶術場所法とは何か？

記憶術場所法は、思い出したい箱を早く見つけられるように工夫する技術なのです。

記憶術を使わず普通に思い出そうとするときは、海底でダイバーが箱にロープを結びつける感じです。

これが最も古い基本的な記憶術場所法だと、箱にアイボルトというフックを取り付ける輪を装着している感じです。

場所法が発展するとその場所を示すブイが海上に浮かんでいる感じになります。

そして最も発見しやすいのは、海上のブイと箱がロープで結ばれていてブイを引き上げれば箱も浮かんでくる仕組みでしょう。

ブイにアイボルトがついているなら、ダイバーも要りません。

こういう風に進化したのが、新しい記憶術のやり方です。

結局それは海の底の箱を、いかに見つけやすくするかと言うことなのです。

そしてそれは、潜るダイバーを工夫することではありません。

「箱を沈める時」いかにすれば見つけやすいか考えて、改良した箱を沈めることです。

最初に箱を沈める時がカギです。

しかしこれでは、実用的な記憶術とはなりません。

その理由は次章で説明します。

3.本当に試験で使える記憶術場所法無料公開

例えば、記憶術場所法を使って、日本史の勉強をして試験に受かりたいと思ったとします。

そして「墾田永年私財法」という歴史用語を、記憶術で覚えたとします。

これは「記憶の海」の例えだと、「墾田永年私財法」が入った箱を海底に沈めたということになります。

そして記憶術を使えば、「墾田永年私財法」が入った箱を引き上げて、思い出したいものを思い出すことができます。

ところがこれは使えません。

もし、次の問題が日本史に出たとしたら、使えるでしょうか？

問　日本史の問題で正しいものはどれか？

・「墾田永年私財法」は奈良時代にできた制度である

先の「墾田永年私財法」が入った箱を引き上げて、思い出したいものを思い出すことができたとしましょう。

しかしそれでは「墾田永年私財法」という文字だけがわかるのであって、奈良時代との関係はわかりません。

本当に試験で役立つ記憶術であるなら、次のようにして箱を沈めなければなりません。

こういう風にテストに出そうなもの同士がロープで結びついているなら、一方を引き上げたとき片方も浮かび上がります。

従来の記憶術では、箱を単独で引き上げることしかできないのです。

だから、試験問題の解き方として不十分です。

試験勉強に使える記憶術にするのは、海底でテストに出そうなもの同士がロープで結びついている必要があります。

それができないと、使える記憶術にはなりません。

記憶術場所法まとめ

1.記憶術場所法のやり方

2.記憶術場所法の逃れられない欠点とは？

記憶術場所法は、思い出したい箱を早く見つけられるように工夫する技術

3.本当に試験で使える記憶術場所法無料公開

こちらに詳しく載せてありますのでお読みください。

【第二回】記憶術は効果なしだと言える理由/実用的記憶術教えます！　

英単語記憶はこちら

記憶術【英語・英単語】高校生だけ見てください（無料公開中）中学生は見ないで

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精神工学研究所　山西　茂

筆者について

長く建設会社に勤めながら瞑想行や神秘業を、科学的に研究する。

建設会社をリストラされたのを機に、中小建設業生き残り研究会を立ち上げ、建設会社の新規事業開発やマーケティングを研究する。

しかし、中小建設業生き残り研究会のＤＶＤの売れ行きに悩み、瞑想中の啓示により変性意識開発のＤＶＤを製作・販売する。

ネット事業に活路を見出し、瞑想による願望実現のホントとウソの研究にシフトしていく。

宗教色を排した、科学的瞑想の研究を勧める。

25年以上の瞑想の結果、自分の脳がどういう機構で動いているのかをリアルタイムで観察できる技術を身に着ける

それを使って記憶術などを分析、これまでの記憶術講師が知らないことを発見した。

脳科学の研究を40年、書籍代は1237万円を超えた

四国の山中に在住、時々東京や大阪でセミナーを開催。

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