埼玉・郵便局人質立てこもり事件 86歳男の犯行 犯行理由は定期貯金?
なんと86歳
2023年10月31日
埼玉県蕨市の郵便局に拳銃を所持して人質をとって立てこもり、逮捕された鈴木常雄容疑者はなんと86歳。
この事件の直前には隣接する戸田市の総合病院の診察室に拳銃を撃ち込み、医師と患者にけがを負わせてバイクで逃走しただけでなく
自宅アパートから出火していて、自宅に火を付けたことも認めているのです。
出火が確認されたのは午後1時頃で、それから1時間あまりのあいだに病院での発砲、郵便局での人質立てこもりと信じられないことの連続です。
86歳の後期高齢者の犯行とは思えません。
一体何が彼を駆り立てたのでしょうか?
理由はもしかしたら「定期貯金」なのではないでしょうか?

1・容疑者は暴力団員?
FNNの記事から
「鈴木容疑者は約1年前にあった郵便局のバイクと自分のバイクの接触事故をめぐる対応に不満を持っていたとみられ、発砲事件があった病院でも通院していたときの窓口対応に不満を持っていたという。
また、自宅アパートの10月分の家賃を滞納していたこともわかった」
他にも
『立てこもりへの周到な準備からは、計画性もうかがえます。
弾倉にこめられた弾の他にも、複数の弾丸を所持。刃物は2本。灯油を入れるような容器2つと、2本のペットボトルには液体が入っていました。
現場からは複数のライターも見つかっていて、捜査関係者は火を付ける可能性もあったとみています。
鈴木容疑者:「郵便局の人と話したかった。過去に郵便局員が運転するバイクと事故に遭って、その時の対応に不満があった」
隣の部屋の住人:「最初は色んな話をしたし、優しそうなおじちゃん。10年くらい前、あいさつしたら『お前の家とは関わりたくねぇ』と急にキレだして。
怒り出すと玄関バーンと閉めたり、ふすまドーンと閉めたり。テレビぶっ壊して、窓からテレビをぶん投げていた」』
容疑者は拳銃を所持していて、その入手経路から元暴力団関係者ではないかと見られています。
しかしいったいなぜ、このような破滅的な行動に及んだのでしょうか?
そこには「心の闇」がありました。

2・繰り返される犯行
この人物の心の闇を読むうえで見過ごせないのは、「『お前の家とは関わりたくねぇ』と急にキレたという部分だと思います。
この人だけでなく、世の中には些細なことで急にキレて怒りMaxになる人がいます。
その時、怒り始めた原因と怒りの量がまったく釣り合わないほど怒るのです。
こういう人は、あることが原因で爆発的に怒っているのですが、そうと知らない人は「そこまで怒ることないだろ?」と当惑します。
なぜこの人はそこまで怒るのでしょうか?
それはおそらく、この人の幼少期に原因があると考えられます。
まだ幼児の時に、こういう人が怒って見せると親がうろたえてよい気分を味わったという経験があったとします。
ふだんはおとなしい子供が怒ったので、おかしいほど親が動揺したのですが、その時子供は「勘違い」をします。
すべての子供がそうなるわけではないのですが、何割かの子供はある「勘違い」をしてしまうのです。
それは「自分が我慢して我慢して、ある一定量の怒りが溜まった時に、怒りを表現できるんだ!」という思い込みです。
こういう気持ちを持ってしまうと、怒りが「ある一定量溜まるまで」は表面はおとなしくて穏やかな子供に見えます。
そのまま大人になっても、この思い込みは消えません。
こういう人物が、些細なことで急にキレて怒りマックスになるのです。
その時、怒り始めた原因と怒りの量がまったく釣り合わないほど怒ることになります。

つまりこれは、「怒りの定期貯金」とでもいうべき心理なのです。
本当は「定額貯金」の方が実態に近いでしょうが、なじみが深い「定期貯金」を使うことにします。
「怒りの定期貯金」の人は、満期になるまではとなしくて穏やかな人物を演じます。
それが自分の中で「十分我慢した!」という、いわば満期を迎えるとその瞬間に怒りが噴き出すのです。
だから、怒り始めた原因と怒りの量がまったく釣り合わないほど怒るのです。
見る人はそれで困惑しますが、本人は「怒りの定期貯金」が満期で、これまでの恨みをすべて晴らしてやろうという気分なので、本人的にはすごく正当な怒りだと感じています。
というか、原体験が「親が困惑するぐらいだった」ということなので、それを追体験したくて爆発的に怒ります。
あなたの周りにも、そういう人は一人ぐらいいるのではないでしょうか?
すぐにいちゃもんをつけてくる

3・こういう人の人生って
「鈴木容疑者は約1年前にあった郵便局のバイクと自分のバイクの接触事故をめぐる対応に不満を持っていた」ということですが、その時は怒りをここまで噴出させていません。
それが今回は、自宅アパートに火をつけ、病院に銃弾を撃ち込み、郵便局に人質を取って立てこもりです。
なぜ今回ここまでした?というニュース解説もありましたが、表面的な説明でした。
こういう犯行は、「怒りの定期貯金」満期状態だと考えると納得できやすいと思います。
鈴木容疑者は拳銃をずっと隠し持っていて、今回犯行に初めて使ったらしいです。
ここでも容疑者の心の闇が垣間見えてきます。
なぜ彼はずっと拳銃を隠し持った生活を続けていたのでしょうか?
それは「心の中に怒りが溜まり続ける時間」、怒りが溜まるたびに復讐を考えていたからだと考えられます。
満期になるまでの時間は、雌伏の時間です。
こういう人は「「怒りの定期貯金」が満期になったら、この拳銃でお前らを撃ちまくってやるんだ」とか、そう思って耐えていたのではないでしょうか?
つまりこういう人って、「怒りの定期貯金」が人生の中心なのです。
満期になったらどういう復讐をしてやろうかと、常日頃「そればかり考えている」人なのです。
「怒りの定期貯金」が人生の中心なのです。
それゆえ、誰にも気づかれずに拳銃を隠し持っていたのではないでしょうか?
人生を破壊するほどの「怒りの定期貯金」を抱えていたと思わないと、自宅アパートに火をつけ、病院に銃弾を撃ち込み、郵便局に人質を取って立てこもりの一連の犯行の説明がつかないと思います。

まとめ
満期になったらどういう復讐をしてやろうかと、常日頃「そればかり考えている」人
「怒りの定期貯金」が人生の中心の人は、予想以上に多いです。
あなたも、怒り始めた原因と怒りの量がまったく釣り合わない人を、一人や二人は知っているのではありませんか?
もうひとつ、困った問題があります。
それは86歳という容疑者の年齢です。
誰もが86歳の犯人に驚いたと思いますが、86歳だからこの犯行に及んだ可能性があります。
というのは「怒りの定期貯金」の満期を迎えることが、今回がもう最後かもしれないと思った可能性があるからです。
だからこそ、人生の集大成としてこれまで積もりに積もった恨み、積もりに積もった怒りを爆発させたのではないでしょうか?
そう考えると、最後の最後の「怒りの定期貯金」の満期は重大事件の引き金になる可能性が高いです。
ヤバイ超高齢者の起こす凶悪犯罪がますます増えるかもしれません。
※うれしくない定期貯金の満期もある
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