フジテレビ落ちぶれた理由 本当の理由とは?
フジテレビが
墜落中です。
もしかしたらもう這い上がれないところまで落ちてしまった可能性もあります。
フジテレビがこういう状態になった理由を山田玲司という方がじつに面白く説明しています。
納得の理由でした。

1・昭和という時代
フジテレビが落ちぶれた理由は、テレビの興亡の理解なしには語れません。
そこでテレビの歴史からいきます。
私が生まれた時に家にテレビはなく、幼い時に白黒テレビが家に登場した世代です。
いわばテレビと共に育った世代と言ってもいいでしょう。
そしてテレビが家に入ってきた時代は、まだ戦後の雰囲気が色濃く残っていました。
そのころ、私の住む地域では山陽放送(TBS系)と西日本放送(日テレ系)とNHKが映りました。
徳島の四国放送は映りませんでした。
それはともかく、フジテレビ系とテレ朝系が視聴できるようになったのはずいぶん後のことです。
つまりTBSと日テレに比べて、フジは後発なのです。
それについては後でまた述べます。
当時の「昭和という時代」はひとことでいうと、『暗い時代』でした。
当然歌謡曲も暗い歌ばかりで、例えば五木ひろしとか八代亜紀のような演歌は特に暗い歌でした。
しかし天地真理小柳ルミ子南沙織の三人娘が登場して、少し状況が変わりました。
その後登場したのが、山口百恵森昌子桜田淳子の中三トリオでした。
しかしながら昭和の『暗い時代』を反映して、この三人の中では山口百恵がいちばんエライという風潮がいまだにあります。
森昌子は演歌路線で哀しみ本線日本海のような暗い歌。
桜田淳子は17の夏とか気まぐれビーナスとか、ぴちぴちの美少女路線でしたが、19の声を聴くころに飽きられ始めました。
そのころ歌ったのが、中島みゆき作の「はたちになれば」「化粧」「おいかけてヨコハマ」でした。
つまりぴちぴちの桜田淳子も暗い歌路線になっていったのでした。
戦後の雰囲気を色濃く残した時代に、テレビは登場したのです。

2・明るい時代へ
それが昭和40年代の好景気を迎え、徐々に明るく元気になっていきそれを反映したテレビ番組は「巨泉前武ゲバゲバ90分」でした。
先にも言ったように、日テレとTBSはテレビ界を牛耳っていてフジとテレ朝は後塵を拝していたのです。
TBSは私が夢中になってみたウルトラマンとか、日テレは巨人戦の中継というドル箱を持っていました。
その後時代は進み、バブルが起き、バブルが崩壊します。
バブルが崩壊した後は、「しらけた」という言葉が流行りました。
漫才ブームが起きましたが、その漫才はツービートやB&Bのようなニューウエーブでした。
ニューウエーブとは「しらけた」感じの皮肉な笑いです。
そのころ土曜の夜八時は、モンスター番組「八時だよ!全員集合」(TBS)がありました。
ドリフターズの看板番組でしたが、それに殴り込みをかけたのがフジテレビでした。
土曜の夜八時に、「おれたちひょうきん族」をぶつけたのです。
ビートたけし・明石家さんま・ 島田紳助 ・ 片岡鶴太郎 ・ 山田邦子 ・ 西川のりお ・ ぼんちおさむという、ニューウエーブ組でした。
結果、「おれたちひょうきん族」が視聴率で「八時だよ!全員集合」を逆転し、モンスター番組は終焉を迎えるのです。
ここから「楽しくなければテレビじゃない」というキャッチフレーズのフジテレビの黄金期が始まります。
その後、天才秋元康が夕焼けにゃんにゃん(フジテレビ)という番組を創り、そこから生まれたのがおニャン子クラブでした。
松田聖子中森明菜柏原よしえ河合奈保子早見優菊池桃子のような正統派アイドルと正反対の、普通の女子高生をアイドルにしたものでした。
おニャン子クラブは社会現象になるほどウケました。
その流れを汲んで創られたのが、フジテレビの伝説の番組「笑っていいとも!」でした。
つまりフジテレビの黄金期は、TBSの「八時だよ!全員集合」に勝ったことで始まったと言っていいと思います。
そこから始まった「楽しくなければテレビじゃない」がフジテレビのバックボーンだったのです。

3・落ち目に
しかし時代は進み、看板番組の「笑っていいとも!」に翳りが見えてついに番組が終了します。
その時間帯の後番組はずっと迷走を続けています。
それと同時にフジテレビ全体の視聴率は降下を続けている状態です。
危機感を持ったフジテレビ幹部はいろいろと改善策を練って、行きついたのが「楽しくなければテレビじゃない」のフジテレビに帰ろうという案です。
しかしそれは全く機能していないように見えます。
なぜでしょうか?
フジテレビの黄金期はTBSの看板番組を打ち破ったことでもたらされました。
同じ手法で戦おうとしています。
つまりこれは、「テレビという業界内」の戦いだという認識なのです。
しかし時代は「テレビ対インターネット」という構図に移っています。
例えてみれば「武田信玄が上杉謙信に勝ってその後天下統一した」世界線があったとします。
その後武田信玄に新しい敵が現れた時、上杉謙信に勝った同じ方法で戦うようなものです。
しかし新しい敵は「黒船でやってきた外国人」だったのです。
上杉謙信には通用したやり方も、外国人にはまったく通じません。
これと同じ戦いを、フジテレビはしているというのが山田玲司氏の考察でした。

まとめ
こう考えるとフジの復活は不可能のように思えます。
それどころか、他の民放も危ういのではないでしょうか?
さて山田玲司氏によれば「楽しくなければテレビじゃない」のフジテレビの路線は、今やニコ生にとって変わられたというのです。
これは面白い考察です。
ニコ生がフジテレビなら、YouTubeは何になるのでしょうか?
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