精神工学研究所

がんばっている人へ、がんばりたい人へ

*

なぜライト兄弟は空を飛ぶことができたのか?

   

世界で初めて動力付き飛行機で

 

空を飛んだのはライト兄弟です。

そのことは誰もが知っていると思いますが、じつはあの頃、空を飛ぼうと目指した人が大勢いたことは知られていません。

日本の香川県生まれの二宮忠八先生もその一人です。

なぜ飛行機を作ろうとしたのかというと、世界中でそういう気運が高まったからだと言われています。

本日は空を飛ぼうとして歴史に名を残すことができなかった、「ライト兄弟じゃない人」の話を紹介します。

 

ライト兄弟のライトフライヤー号

 

 

1・ゴールデンサークル理論

 

ゴールデンサークル理論とは、セールスとか人を説得するときに有効な技術です。

なぜ有効かと言うと、それが人間の本質的なものと直結しているからだと、提唱者のサイモン・シネック氏は言います。

シネック氏はライト兄弟の成功と、失敗してしまったある人物を引き合いにして、ゴールデンサークル理論を説明しています。

ゴールデンサークル理論とは、次の順序で人を説得するといいというものです。

(最初に)なぜこれを売るのかという理念

(次に)その理念をどうやって現実化できるかということ

(最後に)現実化した結果出来上がった商品

 

サイモン・シネック氏は人の行動が発露するまでに次の段階があるから、これが有効だと言っています。

(最初に)理念・信念

(次に) 理念を現実化する手段

(最後に)現実化されたもの

これがライト兄弟にはあって、もう一人にはなかったのだということです。

 

 

 

2・じゃない方の人

 

彼の名前は、サミュエル・ラングレーと言います。

ウイキペディアより

「アメリカの天文学者、発明家で航空の先駆者の一人。スミソニアン博物館の3代目の事務局長でスミソニアン天体物理観測所の設立者であった。

1903年に2回の飛行試験を試みたが成功しなかった。ボロメータの発明者でもある。

ライト兄弟は飛行機の研究を進めていたときに、何度かラングレーに手紙を書いて教えを請うてもいる。

特に、飛行機の設計に用いられていたスミートン係数が従来の値の半分しかないことをラングレーが発見したことが、ライト兄弟の成功につながった。

ラングレーの飛行機の実験はゴム動力の模型とグライダーから始められた。回転装置を作って翼の研究を行った。軍から5万ドルの予算を得て有人飛行機の製作を試みた。

1896年試作した無人の動力付の模型は2km以上を飛行した。

有人飛行実験は、危険を小さくするためにポトマック川の水上で行なうことにした。

エアロドロームと名付けられた飛行機の1903年10月7日と12月8日の実験はカタパルトから射出する方法で行われたが、2回とも成功しなかった。

技術的にはライト兄弟のもの(12馬力)より、重量あたりの出力の大きいエンジン(52馬力)を搭載していた」

 

サイモン・シネック氏によれば、サミュエル・ラングレーはライト兄弟にはない、「すべてのものがあった」と言っています。

軍からの莫大な研究資金・豊富な知識・人脈・最新工作機械・などなど

それらがありながら、ライト兄弟に負けてしまったのは、ゴールデンサークル理論で説明できます。

 

じつは人格者サミュエル・ラングレー博士

 

 

3・ライト兄弟

 

初めて飛行機を発明したことで、世界に今も名をとどろかせているライト兄弟ですが、彼らは高卒でした。

ふたりは自転車店を営んでいて、飛行機の開発資金は自転車店の売り上げから捻出されています。

前述のとおり、知識のない彼らはサミュエル・ラングレーに設計の助言を求めています。

おそらく他の人にも多くの助言を求め、ある時は断られ、ある時は無視され、ある時は有効な助言を得られたことでしょう。

しかしこの無学の兄弟は、ついに世界で初めての有人動力飛行機の飛行に成功するのです。

この偉業を成し遂げたものは、「信念」にほかならないとサイモン・シネック氏は言います。

その証拠にというか、次のエピソードが伝えられているそうです。

「ライト兄弟の有人動力飛行機の初飛行が伝えられると、サミュエル・ラングレーは飛行機の開発をやめてしまった」

 

マリオ兄弟にも似ているライト兄弟

 

まとめ

 

じつはライト兄弟の飛行機ライトフライヤー号が、サミュエル・ラングレー博士の飛行機より優れていたかと言うとそうではないようです。

というのは、後年ライト兄弟の飛行機が復元されて飛ばそうとしたのですが、誰も飛ばすことができませんでした。

ではなぜライト兄弟はできたのか?

その答えは、彼らが繰り返したグライダー試験にあります。

操縦の非常に難しいライトフライヤーを飛ばすコツを、彼らは繰り返した訓練で身に着けていたからでした。

つまり飛行機としては、サミュエル・ラングレー博士の飛行機の方が正しかった可能性があるということです。

しかし、歴史は彼らに栄冠を与えています。

※心の底から湧き出るものが一番強い

 

おすすめ記事

あの大谷翔平選手も使う「成功理論」使って、株でガッポリ儲けられる方法

『人生が苦しい人へ』精神科医が長年の診察の結果行きついた人を苦しめる三つの原因とは?

【特異能力】を使って成功したマクドナルド兄弟の秘密とは?

 
新しい必読記事特別付録

今だけ

【神】絶対願望実現できる!正しい目標設定の方法(誰でもできる)

あなたの中の気づけない恐怖心が願望実現を妨げています




 

 

※メルマガのバックナンバー読みたい方は、メルマガ倉庫をご覧ください

メルマガ倉庫

 

※特別付録 年金が心配な方へ 無料または低コストで起業できる方法【しかも安全でかんたん】




すぐにお読みください(完全無料)

特別情報
髪の毛で悩む男性だけお読みください

 

最後までお読みいただき、ありがとうございます。

 

このブログは深い内容をお伝えしているので、一通り読めば相当な力がつきます。
ただ記事数が多いので、全て読むのは大変です。

下記よりメールアドレスをご登録頂ければ、最新記事セミナーの優待案内をお知らせします。

不定期メルマガにご招待

 




 

 - メルマガ倉庫

  関連記事

テレ朝玉川徹氏のウクライナ戦争分析はどうして的はずれなのか?

玉川徹氏がテレビ番組で、       ウクライナ政 …

読むだけでIQがあがる方法です。読むだけですので、読んでください。

魑魅魍魎 この字の中に、「読むだけでIQがあがる方法」の答えがあります。 この記 …

本当にあった面白い話 あの島田紳助が一気にモテるようになった秘密?

女性タレントを       クイズヘキサゴンで次々 …

なぜアイドルは巨乳になったのか? 恐ろしい理由とは

昔の日本人女性は     貧乳でした。 そしてそれが普通であ …

小麦不足を引き起こす日本の農業の悲惨な現実とは?

ウクライナ戦争が引き起こした世界的な小麦不足、 価格の高騰が日本の食卓を直撃しま …

参議院選挙「週刊女性の記者が驚いた」政党はどこ?

2022年の参議院選挙で驚くべきことが 起きています。 この選挙が、これまでの選 …

日本をダメにした歌ワースト3 3位「22歳の別れ」2位「なごり雪」1位は?

1970年代の     日本の歌謡史に残るブームがありました …

なぜテレビ新聞は韓国大統領選を詳しく報じるのか?

韓国大統領選挙は、野党候補の ユンソギュル氏(他にもいくつかの呼び名あり)が僅差 …

あなたは大丈夫?「グルコサミン」を使った手口

「グルグルグル・グルコサミン」 おなじみ世田谷自然食品の健康食品「グルコサミン」 …

マジで?ウクライナが北朝鮮ICBM開発を手伝っていた?

北朝鮮がICBMを発射して 日本のEEZ内部に落下しました。 この件に関して、読 …