頭のいい人の暗記のやり方東大教授の方法暗記ノートに書かない効果のある方法

「頭の良い人は、英単語の暗記に時間をかけたりはしない」

と聞いて、他にどんな方法があるのだろうと疑問に思う方へ

英単語50回暗記ノートに書く方法だけが、暗記のやり方だと思いこんでいる方。

もっと覚えやすい暗記のやり方があれば知りたいと思いませんか？

昔から言われる暗記のやり方は、どこがダメだったのでしょうか？

これを知ると、暗記のやり方がグン！と効率的になります。

この記事を読んであなたが得すること（目次）

1.頭のいい人の暗記のやり方（逆に暗記できない方法から学ぶ）

2.頭のいい人の暗記のやり方　昔のやり方の本当の欠点とは？

3.頭のいい人の暗記のやり方　9歳を超えたらこの方法しかない

この記事の信憑性について

・東京大学の脳研究の博士池谷裕二博士の理論

・正しい効率的な暗記法は池谷理論で説明できる

・頭のいい人は記憶力が優れている

・頭のいい人のやり方を頭の悪い人が真似てはダメな理由

・あなたが効率的に暗記ができる方法をお知らせします

1.頭のいい人の暗記のやり方（逆に暗記できない方法から学ぶ）

暗記できない言葉があります。

vcbktjxu

hrtvdewu

pbihynea

nqgbvhrz

ahiwktpm

これらの単語（文字列）はパスワードジェネレータで造ったものです。

パスワードとは、すごく暗記のしにくい文字列になっています。

パスワードは、覚えやすいものはダメですからね。

ですからパスワードとは、すごく暗記のしにくい「単語」と同じです。

反対に、すごく覚えやすい「単語とは？」なんでしょうか？

それは例えば

「あなたの誕生日」

「好きな人の住んでいる町名」

「結婚記念日」

「子供の好きなお菓子」

「大切な人の命日」

などです。

ここから暗記の方法が見えるのです。

覚えにくくて、思い出しにくいものは「無関係でランダムなもの、意味のないもの」

これの逆が、すごく覚えやすい「単語」になります。

すごく覚えやすい「単語」は次の特徴があります。

・自分と関係がある

・自分の知っていることと関連がある

・意味がある、意味が強い

・感情に結びついている

・大好きなもの、大嫌いなものは忘れがたい

この理論を使えば、頭のいい人の暗記のやり方が造れます。

2.頭のいい人の暗記のやり方　昔のやり方の本当の欠点とは？

昔の暗記のやり方と言えば、英単語を50回100回と暗記ノートに書き写すような方法でした。

これをしながら発音を口に出して言う、のも有効だという説があります。

でも、このやり方で英単語を数千も覚えた人がいるのでしょうか？

そもそも、なぜこの方法が暗記の王道だと思われたのでしょうか？

東京大学の脳研究の博士池谷裕二博士が科学的にこの間違いを指摘しています。

あなたは8歳児と9歳児では、脳の構造が違うことをご存知でしょうか。

脳の構造が違うのです。

じつは8歳以下の子供の脳は、繰り返すことですぐに覚える仕組みがあります。

これが「英単語を50回100回と暗記ノートに書き写すような方法」が得意な脳です。

小学生低学年がひらがなや感じをノートに書き写すような方法で覚えるのを見て、暗記法はこれしかないと思った人がいます。

昔の先生はそういう人でした。

そしてそんな昔の先生が、小学校高学年や中学生にもノートに書き写すような方法で覚えるのが、暗記法の王道だと教えたのです。

これが今でも、暗記と言えば「英単語を50回100回と暗記ノートに書き写すような方法」だと信じられている原因です。

なぜ、8歳以下の子供の脳はすぐに覚えることができるのか？

これはパソコンで考えるとよくわかります。

あなたがパソコンを組み立てたことがあるならご存知だと思いますが、パソコンは組み立てただけでは動きません。

WindowsやandroidのようなOS(オペレーティング・システム）というソフトを最初にインストールしないと動きません。

OS(オペレーティング・システム）というのは、それの上に例えばワードやエクセルなどが乗っかって動く、プラットフォームと呼ばれるものです。

人の脳もこれと同じなのです。

生まれたての赤ちゃんの脳は、組み立てただけのパソコンのような感じで中身がまったく入っていません。

だから親や周りの人のいうことを鵜呑みにして覚えていくのです。

そういう機能で赤ちゃんの脳は、OSをつくり上げていきます。

このような脳の状態の時は、入って来るものを選別することなく脳内に格納することができます。

それが8歳までの脳なのです。

ですからこの時期の脳は「何でも信じてしまう」脳です。

幼稚園の子供に「オバケが出るよ」と言えば、すぐに怖がるのはこのためです。

しかしこういう信じやすい脳では大人になって生活できません。

そのため9歳を超える辺りから、大人の脳になっていきます。

大人の脳とは、取捨選択して覚える脳です。

言い換えるとこれは「疑う脳」です。

これは信じてもいいことかどうか？と、疑いながら大人になっていく脳です。

ですから意味のないことは排除します。

意味のないことは、信じてもいいことかどうか？判断する情報がないからです。

そうなったとき、「vcbktjxu」「hrtvdewu」のようなパスワードは覚えられなくなります。

しかし8歳以下の子供は、「vcbktjxu」「hrtvdewu」のようなパスワードをすぐに覚えられるのです。

これが脳科学から見た、正しい暗記の仕方の基本です。

そして昔の暗記の仕方の最大の間違いは、8歳以下の子供向けの暗記法を大人の脳にも適応できると考えたことです。

3.頭のいい人の暗記のやり方　9歳を超えたらこの方法しかない

もうお分かりだと思いますが、「英単語50回暗記ノートに書く方法」では覚えることはできません。

それが出来るのは、小学校低学年までです。

大人の暗記法は、次の条件を満たす方法です。

・自分と関係がある

・自分の知っていることと関連がある

・意味がある、意味が強い

・感情に結びついている

・大好きなもの、大嫌いなものは忘れがたい

ですから、自分の覚えたいと思うものを「自分と関係があるもの」「知っている情報」「感情に訴えるもの」でまぶすことです。

自分の覚えたいまだ知らないものを、自分の脳内にすでにある情報で包んでしまうことが大人の覚え方になります。

その方法として有効なのが、マインドマップを使う方法です。

マインドマップを使う方法とは？

名前と実態がぴったり合う時、私たちは「覚えやすい」と感じるのです。

しかし英単語自体は他の国の言葉なので、名前と実態がぴったり合うことは基本的にありません。

そもそも文字自体が日本語ではありません。

思い出してください。

『脳は知っているものからの関連でしか物事を覚えることができない』のです。

だったら、知らないものでも知っている言葉で周りを取り囲めば覚えやすくなるはずです。

結局、記憶できるというのは元々知っていることのつながりでしか行えないのです。

ですから知らない単語を覚える時に、知っていることで周りを囲んでしまう方法が有効になります。

この方法をMAASA法（マーサ法）と言います。

MAASA法の詳しいやり方は文末にリンクがあります。

まとめ

1.頭のいい人の暗記のやり方（逆に暗記できない方法から学ぶ）

パスワードは覚えられない、これの反対をする

2.頭のいい人の暗記のやり方　昔のやり方の本当の欠点とは？

8歳以下の子供向けの暗記法を大人の脳には適応できない

3.頭のいい人の暗記のやり方　9歳を超えたらこの方法しかない

自分の脳内にすでにある情報で包んでしまう

MAASA法の詳しいやり方

頭をよくする方法記憶術英単語編これまでの覚え方とはまるで違う方法

こちらを読んでおくことを強くお勧めします。

頭のいい人の考え方を知ることはとても簡単です。脳の使い方が少し違うだけです。

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筆者について

長く建設会社に勤めながら瞑想行や神秘業を、科学的に研究する。

建設会社をリストラされたのを機に、中小建設業生き残り研究会を立ち上げ、建設会社の新規事業開発やマーケティングを研究する。

しかし、中小建設業生き残り研究会のＤＶＤの売れ行きに悩み、瞑想中の啓示により変性意識開発のＤＶＤを製作・販売する。

ネット事業に活路を見出し、瞑想による願望実現のホントとウソの研究にシフトしていく。

宗教色を排した、科学的瞑想の研究を勧める。

ヴィパッサナー瞑想はほとんど知らなかったが、本を一冊読んで「自分が行っていたのはじつはヴィパッサナー瞑想だった」と気がつく。

四国の山中に在住、時々東京や大阪でセミナーを開催。

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