精神工学研究所

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少女の闇を描いた物語

   

闇を描いた物語とは

 

 

 

アニメです。

「忍者と殺し屋のふたりぐらし」という2025年に創られたアニメが非常に興味深いです。

現代の若者、とりわけ女性が持つ心の闇がコミカルに描かれています。

「忍者と殺し屋」という日常ではまず出会えない登場人物により、深刻になることがないよう配慮されていますが

よく考えると「闇」です。

 

 

 

 

 

1・ストーリーは

 

物語の主軸となるのは、ふたりの少女――「くノ一」と「殺し屋」の奇妙な同居生活です。

主人公・草隠さとこは、仲間の空気に流されて“抜け忍”となった不器用な少女。

きびしい忍の世界に馴染めず、行き場を失った末に倒れていたところを、偶然通りかかった女子高生の殺し屋・古賀このはに拾われるところから物語は始まります。

古賀このはは、冷徹に仕事をこなすプロの殺し屋ながら、致命的な欠点があります。

それは「死体の処理が極端に雑」であること。

そのために「殺し屋ランキング」では万年下位に甘んじています。

一方、さとこは戦闘には不向きでも、「物体を木の葉に変える」という不思議な忍術が使えます。

この能力が、死体処理に絶大な威力を発揮することがわかり、このはは「君、使えるね」と即採用。

ふたりはそのまま同居を始めます。

さとこは家事が得意で、料理も上手。

一見殺伐とした「殺し」と「忍術」の日常に、どこか温かく、どこか可笑しみのある暮らしが溶け込んでいきます。

表面的にはコミカルな掛け合いや、緩やかな友情物語に見えますがそんな生易しいものではありません。

 

 

 

2・マリンちゃん登場

 

物語の中盤、狂気を孕んだ天才キャラ、イヅツミ・マリンが登場します。

彼女は科学者であり殺し屋。

主人公・このはの長年のライバルですが、その感情には単なる敵対心だけでなく、ねじれた愛情が混じっているのです。

このはがさとこと組んで殺し屋ランキングを上げ始めたことに嫉妬したマリンは、奇妙な作戦に出ます。

それは――さとこを模したロボット、「ロボさとこ(通称:ロボ子)」を開発しこのはの元に送り届けます。

外見はどう見てもメカ然とした姿。

しかし、なぜかこのははロボ子と本物のさとこの区別がつかない。

むしろ、無駄な感情を持たず、話を聞いてくれるロボ子の方が気楽で良いとすら思い始めます。

その様子を見たさとこは、激しく動揺します。

感情の揺れ、混乱、そして――かまってほしいという切なる思い。

「自分の代わりがロボットでいいのか」

「私は“人間”である意味を、このはに証明したい」

そう思ったさとこは、自分なりに努力を始めます。

こうして、コメディ調の舞台の上で、孤独、自己肯定感、承認欲求、そして愛情への渇望が繊細に描かれていきます。

本物の“人間”である自分よりも、無機質なロボットが選ばれる。

このシニカルで現代的な構図は、実際にSNSやバーチャルに馴染んだ世代が感じている“人との距離感”そのものです。

物語は、ふたりの奇妙な共同生活から、**「私は何者で、誰に必要とされているのか?」**という、

切実な心の闇を浮かび上がらせていくのです。

 

 

 

 

3・ロボットの方がいいと思う現代人の闇

 

この物語が胸に迫るのは、単なるギャグや異能バトルではありません。

それは、「ロボットの方がいい」と思ってしまう――現代人の深い孤独を描いているからです。

ロボットは高性能です。

命令を聞き、文句を言わず、失敗もせず、感情的にもならない。

人間と違って、裏切りもなければ、気を使う必要もありません。

それに比べて人間は、煩わしく、面倒で、思い通りになりません。

話がかみ合わないこともあるし、善意でさえ傷つけてしまうこともあります。

特に現代の若い女性は、その“人間関係の重さ”に疲れているのではないでしょうか。

人に嫌われないようにと常に気を配り、正直な思いを言えず、本音を隠したまま、笑顔で過ごす日々。

その延長線上に、「ロボットの方が気楽でいい」と感じるのは、ごく自然なことかもしれません。

 

このアニメには、女性しか登場しません。

しかも唯一登場した男性は、マリンちゃんの父親で、すでに死体として描かれます。

象徴的なまでに、“男性の不在”と“女性同士の閉じた世界”が際立っています。

登場人物たちは、どこかで「人に触れたい」と願っているのに、触れようとすればするほど、互いを傷つけてしまう。

それはまるで、**抱き合うことで針を突き刺し合う“ヤマアラシの恋人たち”**そのものです。

だからこそ、「干渉してこないロボット」の方に安心感を覚えてしまう。

傷つけられないかわりに、温もりもない。

それでも人は、そちらを選んでしまう。

この作品には、そうした現代の若者、特に少女たちの心の闇が、鮮やかに、ときに優しく描かれているのです。

 

 

 

まとめ

 

物語は、単なる娯楽ではありません。

ときにそれは、私たちの心の奥に静かに降りてきて、語られることのなかった“本当の気持ち”に光を当ててくれます。

「忍者と殺し屋のふたりぐらし」は、日常からは遠く離れた奇妙な設定にもかかわらず、実は現代の若者たちが胸に抱える孤独や、誰にも見せられない感情の震えを、滑稽さの陰にそっと描いている。

ロボットに心を許す少女。

感情を持つがゆえに拒絶されそうになる少女。

その姿に、あなた自身の心のどこかが、静かに共鳴したのではないでしょうか。

人間同士の距離が縮まりにくい今だからこそ、“近づくことの恐怖”と“離れることの寂しさ”のあいだで、私たちは何を選ぶべきなのか。

この作品は、笑いと可愛らしさの裏に、そんな沈黙の問いを置いています。

 

※少女たちの哀しみは私たち大人のせい?

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