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自民党総裁選 高市早苗候補落選の理由

   

2024年9月27日

 

 

 

自民党総裁選が行われました。

ネットの噂通り、高市早苗候補が一番になり二番になった石破茂候補との間で決選投票が行われました。

事前の世論調査ではこのふたりと小泉進次郎候補で、一位二位を争うだろうということでした。

しかし進次郎は失速し、もはや高市石破の一騎打ちだという下馬評でした。

そしてこの評価は的中しました。

そうなると、国会議員の間で人気のない石破候補は不利だから、高市早苗総理の誕生だということでネットは盛り上がっていたのです。

ところが決選投票のフタを開けてみると・・・・・

 

 

1・シナリオ通り

 

この日の展開を映画のシナリオだと思ってみると、面白いです。

映画のシナリオの鉄板は、「上げて落とす」か「落として上げる」です。

主人公が絶体絶命のピンチの時には必ず、思ってみなかった援軍が現れるのが常とう手段です。

今回の総裁選ではその逆で、麻生太郎氏が高市早苗候補を押すという報道が前日夜遅くから流れました。

そして一回目投票では、高市早苗181票 石破茂154票 小泉進次郎136票でやはり小泉が敗れたのでした。

そうなると議員に人気がないと言われた石破の目はないと誰もが思うことでしょう。

しかし決選投票の結果は、石破茂225票 高市早苗194票というものでした。

映画のシナリオだと思ってみると完璧です。

 

映画のようなトランプ銃撃事件

 

 

2・なぜ石破は逆転できたのか?

 

石破茂は後ろから鉄砲を撃ってくるということで議員に人気がないという前評判でした。

石破安倍の決選投票の時も、議員票の少なさで石破は破れ、安倍総理が誕生しました。

しかしそういう失敗に懲りて、今回は対策をしていたのではないでしょうか?

 

ここからは想像です。

石破氏の決選投票対策のメインは「お金」ではないでしょうか?

今回の総裁選において石破陣営は毎夜高級料理をふるまっていたと伝えられています。

石破氏には何か潤沢な資金源があって、今回それをフルに使ったのではないかと想像します。

決選投票で国会議員票をたくさん集めた石破氏ですが、自民党は派閥解消して多くの議員は資金難に陥っていると思います。

そこへ現ナマをちらつかせられると、背に腹は代えられない人が多かったのではないかということです。

そうでないと、説明がつきません。

 

第一回投票まではインターネットで予想された展開通りだったのです。

そこまで的確に当たっていた予想を裏切ったのは、何か特別な方法でも使わない限り難しいと思います。

これまで「石破茂は後ろから鉄砲を撃ってくる」と言って嫌っていた議員を味方につけた特別なものとは、これしかないような気がするのです。

あくまで私の想像です。

 

 

 

 

3・歴史の流れ

 

私は高市押しだったのですが、こういう結果になってもそんなに驚きませんでした。

現在は明治維新のような時期だというのが私の持論です。

明治維新とは日本で起きた産業革命であり、農業社会から工業社会への歴史的転換でした。

今起きている革命を第三次産業革命と呼ぶなら、それは工業社会から情報化社会への転換です。

ちなみに第一次産業革命は原始人の時代の農業が発明された時期です。

現在の政治システムである代議員制の間接民主主義は工業化社会の政治システムです。

そうであるなら、情報化社会では間接民主主義は時代遅れのものになることが確実です。

 

今回の自民党総裁選において第一回投票で党員の圧倒的人気で高市早苗候補が181票で一位になっています。

しかし二回目の決選投票で党員の圧倒的人気を裏切る結果になりました。

そうは言っても、安部元首相が総裁選で勝利した時も今回の石破氏と同じ勝ち方をしているのですが・・・・

ともあれ、本来なら党員の総意が選挙結果になるのが、正しい民主主義です。

システムの都合で正しい結果にならないのであれば、新しい仕組みを作るべきだという声があがっても不思議ではありません。

そしてそれは直接民主主義になるはずだと、思います。

 

正しい民主主義はどこに?

 

 

まとめ

 

今回の総裁選で面白い意見を聴きました。

選挙にお金がかかりすぎるという意見に対し、加藤勝信候補は「スマホによる投票を考える時期に来ている」と発言しました。

投票率を上げると同時に費用がかからないようにするには、「スマホによる投票」しか道はありません。

しかし「スマホによる投票」はあまりに簡便に行えるので「これなら代議員は要らないんじゃないか?」という気づきに必ずつながります。

つまりそれは、直接民主主義への道なのです。

※石部茂が勝つような、あるいは菅や麻生が暗躍するような選挙は時代遅れ

「スマホによる投票を考える時期に来ている」

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