誰でもなる可能性のある恐ろしい病。痴呆症の話
感じたこと
以前、我が家に痴呆症が進行しつつある老人がいました。
その時の経験から、「痴呆症とはこういうことなのか!」と感じたことがあります。
筆談用のボード

1・痴呆症になるとどうなる
痴呆症が進行しつつあった老人とは私の母です。
80歳を過ぎたころから次第に耳が遠くなっていったので、筆談用のボードを購入しました。
これは磁石の作用でボードに文字が書けるスグレモノです。
何度も消してまたかけるので手軽に筆談でき、重宝していました。
痴呆がゆっくりと進行していったのですが、その時「あること」に気づきました。

2・「あること」とは?
それは文の読み間違いが多くなったことです。
送り仮名や文末を、自分の好きなように勝手に入れ替えて読むことが多くなったのです。
そこで私は、次のようなテストをしました。
『下の文字を一つ一つゆっくり読め!
「あいうおえ」』
このテストをすると、必ず「あいうえお」と読むのです。(あなたは大丈夫でしたか?)
「かきくこけ」でも同様です。
そして間違いを指摘すると、不思議そうな顔をしました。
このことから、次のようなことが頭の中で起きていると想像しました。
それは「現実にあることや起きていることより、自分の記憶から来る情報を重視する」ということです。
もっと言うと「現実より自分が思っていることが真実だと思う」のです。
「あいうおえ」を「あいうえお」と読むのは、早とちりですがこれが多くなっていくのです。
早とちりが増えるのは、頑固になっていくのと同じ原因だと思います。
一般的に痴呆症が進んだ人をドラマなどで演じているのを見ると、自分の息子や娘であっても他人だと思って頓珍漢なことをいう描写があります。
ああいうのも結局、「現実にあることや起きていることより、自分の記憶から来る情報を重視する」ということだろうと思います。
目の前にいる人物を息子や娘だと認識できないのは、昔の記憶にある息子や娘だけが真実だと感じるからでしょう。
つまり痴呆とは、自分の記憶から来る情報を重視して、その中だけで生きていこうとする行動パターンともとらえることができると思います。

3・痴呆になりやすい人
先日、国会質問で岸田総理の息子が不祥事を起こし更迭されました。
そのことを立憲民主党の議員が責めたのですが、その時の彼女の言動が話題になっています。
田島麻衣子参院議員(46)が2023年5月30日の参院経済産業委員会で、「手当(てあて)」を「てとう」と読んだのです。
彼女は頭の中で「手当」の文字に対し、「これは「てとう」と読むに違いない」と信じ込んでいたのでしょう。
こういう頑なな姿勢は、痴呆症の特徴である「現実にあることや起きていることより、自分の記憶から来る情報を重視する」パターンに陥りやすいと思います。
世の中は「かくあるべし」とか、「〇〇でなければならない」と思い込む人は、現実より自分の理想世界を重視する人だと見て間違いないでしょう。
そのような思考の癖は、痴呆症の特徴とよく似ています。
例えば次のような文章を書く人はヤバいのではないかと感じます。
『東京新聞、読者を惑わすな。
同じ紙面に放射能災害と地震火災を一緒に組み合わせて出さないでもらいたい、読者は混乱する。
原発災害は人工災害。人工災害で過酷災害が起きるなら、国や地方自治体は原発をヤメルべき。』
頑固になっていく

まとめ
いつも不満な人は、若くして痴呆症の症状が現れやすいのではないかと感じます。
不満が多い人とは、世の中は「かくあるべし」とか、「〇〇でなければならない」と思い込む人だからです。
私の観察が正しいならば、常に現実を直視してそれに対応しようとする生活態度は、痴呆症になりにくいのではないかと思います。
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