誰でも罹る可能性のある恐ろしい病。糖尿病の話
怖いのは糖尿病性腎臓病
糖尿病は非常に怖い病気で、悪化すると心臓病や足指の腐りが起きることがあります。
日本では増加中の病気です。
怖いのは糖尿病性腎臓病になり人工透析のため病院に通わなくてはいけなくなることで、こうなるとその後の人生はとんどどこへも行けなくなるでしょう。
じつは私、10数年前に血液検査を受けて(なんで検査したかは忘れました)、その時医師から血糖値が高いと指摘されたことがあります。
そこで血糖値を下げるためにいろいろ試しました。
ということで、糖尿病には少し詳しいです。

1・糖尿病とは?
空腹時血糖100mg/dl以上を血糖異常と定義しているらしいです。
血糖とは血液中のブドウ糖の濃度を言い、ブドウ糖は筋肉や脳のエネルギー源です。
ですから血糖値はある程度高くないと、脳や筋肉が活動できなくなります。
しかしこれが高濃度になると血管壁を傷つけると言われ、傷つけられた血管壁が血栓の原因となったりします。
毛細血管の内壁が傷つくと、血管の柔軟性が失われます。
こういう症状が全身で起きるために、目で毛細血管障害が起きると失明の原因になり、心臓で起きると心筋梗塞の原因になったります。
腎臓で起きると、腎臓の機能障害が起きます。
つまり高濃度の血糖が諸悪の根源ですが、先にも言ったように糖が全身にいきわたらないと生きていけません。
ということで、血糖値は高すぎるのもよくないが、ないと生きていけないというものです。

2・私がやったこと
当時、何冊かの糖尿病の本を読み血糖値を測定する機械を買ったりしました。
血糖値は食後20分ぐらいにピークになります。
この時の高血糖が血管壁を痛めるのです。
私は30分ごとに血糖値を測定して、どのぐらいの時間で血糖値が変動しているのかを調べました。
やはり食後20分ぐらいにピークになることがわかったので、食後すぐに低負荷の運動をすることにしました。
あの頃食後は活動しない方が消化器官にいいといわれていたので、昼寝をしていたのですがそれをやめて食後すぐに運動することにしました。
ウオーキングのような有酸素運動です。
これをするようになって、一か月ぐらいで食後血糖値が異常に高くならなくなりました。
それ以来ずっと血糖値が高くなるような食生活を避けています。
さて、当時読んだ本の中に現代の糖尿病治療を批判するものがありました。
現在の糖尿病の原因は血糖値を下げる働きを持つインスリン(インシュリンともいう)の分泌が下がることとされています。
そのため、糖尿病治療薬の働きはだいたい二種類あるということでした。
一つは消化器官で糖の吸収を抑える薬です。
もうひとつは、インスリンを造るすい臓の働きを促進するものです。
しかし「すい臓(膵臓)の働きを促進する」薬に関して批判がありました。
というのは、膵臓の働きが弱っているからインスリン分泌が下がっているのに、弱った膵臓をさらに酷使する薬はよけいに膵臓を疲弊させるというものでした。
これを読んだとき、たしかにそうかも?と思ったものです。

3・糖尿病の原因
ネットにあった京大の先生による解説を引用します。
「インスリンの分泌量やはたらきに異常が生じる原因としてもっとも多いのは、高脂肪・高カロリー・食物繊維不足などの食生活や、運動不足、ストレス、睡眠不足、喫煙習慣などの生活習慣の乱れが挙げられます。
このような生活習慣の乱れによる糖尿病を“2型糖尿病”と呼び、全ての糖尿病患者の9割以上を占めるとされています」
ということでお決まりの運動不足やストレスが原因と言っています。
じつは徳島県は非常に糖尿病の多い地域で、そういう地域で暮らしている私から見ると「運動不足やストレス」が他の地域に比べて特に違うとは思えないのです。
現代病で理由のわからないものは、「運動不足やストレスが原因」ということにされることが多いですが、素人目にこれは怪しいと思っています。
最近、医師が出しているYouTube動画で興味深いものを見つけました。
それによると糖尿病の原因はインスリン不足ではなく他にあるというものでした。
それでは何かというと、他のホルモンの過剰ではないかというのです。
インスリンは血糖を低下させるホルモンですが、この逆の働きをするホルモンにアドレナリンがあります。
その医師によると、アドレナリンの他にグルカゴンと言うホルモンがあるそうです。
こういうものがあることは、知りませんでした(アドレナリンは知っていました)。
インスリンは血糖を抑える働きで、車で言うとブレーキの役割です。
それに対し、アドレナリンやグルカゴンはアクセルの役割です。(血糖値を上げるホルモンは他にもあります)
糖尿病はスピードが出すぎるようなもので、これまでのインスリンだけに絞った治療法はいわばブレーキを目いっぱい踏むようなものでしょう。
ところがグルカゴンの異常分泌が糖尿病の原因かも?と最近では言われているそうです。
それだとすると、アクセルの踏みすぎが原因になるわけでこれだといくらブレーキを踏んでもダメです。
ブレーキを踏むのをやめたらまた元の状態に戻るからです。

まとめ
現代医療は、感染症の原因と対策には非常に成功を収めています。
あと、けがや骨折にも非常に有効です。
ということで現代医療は、病原体への投薬治療と外科手術で大成功を収めた技術知識体系だと思います。
※現在の医療は投薬と手術が得意技
一方でそれ以外の病気に対する治療法は大成功を収めているとは言い難いでしょう。
その代表が糖尿病治療です。
糖尿病治療が成功しにくい理由は、もしかしたら「糖尿病の原因はインスリンの代謝異常だということに固執しすぎた」ことではないのかと思っています。
動画をご覧ください。
【糖尿病新事実!】糖尿病はインスリンの病気ではない!?(専門医が解説)
私は医師ではないのでインスリン説が間違いであると結論が出たのではないと、最後に強調しておきます。
読むべき記事
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