降板と思われた玉川徹氏、一転して出演継続に
2022/10/21
安倍元首相の国葬に関して
「本当ではないこと」をテレビで発表した玉川徹氏。
10月19日で10日間の謹慎が解け、何を言うのかと注目されましたが意外な結果になりました。
1・一転して出演継続
フラッシュの記事から
「10月19日、『羽鳥慎一モーニングショー』(テレビ朝日系)に、同局社員の玉川徹氏が出演した。
9月27日に執りおこなわれた、安倍晋三元首相の国葬に関する発言で謹慎の処分を受けていた玉川氏は、「(事実に基づかない発言をしてしまったことは)私に慢心とおごりがあったからだと反省いたしました」と述べ、
「今回の私の事実誤認のコメントにより、ご迷惑をおかけした電通、および菅前総理大臣に対し、あらためておわび申し上げます」と謝罪した。
番組を降板するともいわれていた玉川氏だが、「これからは現場に足を運び、取材をし、事実確認をして報告する。その基本に立ち返るべきだと考えました」と、今後はコメンテーターとしてではなく、現場取材をメインに出演を続ける決意を語った。
SNSには
《これほど真摯な謝罪を、久しぶりに見た気がする。私は、玉川さんを応援します》
《玉川さんが出てるからモーニングショー見てます!玉川さんは自分が言いたいことを代わりに言ってくれて本当にスカッとする。これからもしっかり言ってください!!》
と、玉川氏を応援する声が多数ある一方、
《玉川結局降板せずか、自浄作用がないな》と厳しい意見も」
いつも上から目線だった玉川氏
2・フジテレビの二の舞
今回、玉川氏が世間の評判に負けて番組を降りるかどうか注目されたのですが、似たような「事件」に坂上忍氏の件があります。
彼もワイドショーの司会を長く続けたのですが最近「顔も見たくない」という意見がネットで広がり、フジテレビも無視できなくなりました。
その結果、ついに降板で番組打ち切りとなったのですが、だからといって後番組の視聴率が良いかというとそんなことはありません。
むしろ「憎たらしい坂上忍」が出なくなったせいで番組を見なくなったアンチもいる嫌いです。
一方で熱心な坂上ファンもいたのですが、降板させたせいでファンもアンチもフジテレビを見限った格好になりました。
もし今回、テレビ朝日が玉川氏を降板させていたなら坂上忍氏の時と同じ感じになったでしょう。
NHK党の立花孝志氏が選挙に関して、似たようなことを説明しています。
NHK党は「常識ある有権者」が眉をひそめるような活動で、世間の注目を集めることが多いです。
ガーシーの擁立とかですね。
こういうやり方をするので、NHK党を毛嫌いする人が大勢います。
しかし立花氏は言います、「今の選挙には候補者が嫌いであってもマイナス票を入れる仕組みがない。だから一部に嫌われても目立った方が勝ち」だと。
玉川氏や坂上忍氏、あるいは引退した小倉智昭氏にも同じことが言えるでしょう。
嫌いな人が大勢いても、それの数分の一熱狂的なファンがいればビジネスは成り立つのです。
統一教会も共産党も辻元清美も同じことが言えます。
そして今のテレビはファンだから見るというより、自分が嫌いな人の悪口を言う人を見るために観るという構造になっています。
そのため、好感度のいい人が視聴率を稼げるわけではありません。
※皆勘違いしている「好感度のいい人が視聴率を稼げるわけではない」
批判が多かった小倉智昭氏
3・テレビの左傾化
テレビは左寄りの傾向が強くなり、政府批判のためなら、なりふり構わないようになってきました。
その理由はやはり、インターネットの普及でしょう。
ネットではテレビで知ることができない、深い情報、裏の情報を見ることができます。
そのためネットリテラシーに長けた層がテレビ離れし、インターネットで情報を集める層になっています。
そしてそういう層は基本的にテレビ情報が浅はかだと馬鹿にしています。
インターネットで情報を集める層は右傾化することが多いものです。
その理由は、対極にあるテレビ新聞の基本スタンスが左派だからです。
政府批判がメディアの役目だという思い込みで何でもかんでも反対してきたのが旧メディアです。
そういう姿勢は、左派にならざるを得ません。
しかしネット情報に触れることで、旧メディアの情報には「うそ大げさ紛らわしい」が多いことがわかるようになりました。
なぜ旧メディアは「うそ大げさ紛らわしい」が多いかというと、政府や自民党を貶めるためです。
それがインターネットで情報を集める層にはわかってきたために、左派は嘘ばかりだと感じ始めたのです。
その結果、ネット派は右派的傾向が強くなっています。
右派的になってきたひろゆき氏
まとめ
ネット右翼と言われますが、それはテレビ左翼の裏返しです。
そしてテレビ新聞のウソが暴かれるたびに、ネット右翼で正解だと感じる人たちが増えています。
そうなるとテレビ(新聞もですが)は、左派的傾向を持つ高齢者しか見なくなります。
そのような視聴者がメインになった今、玉川徹氏のような「ワイドショー左派芸人」がウケているのです。
今回の件は玉川氏の芸が暴走しすぎた結果ですが、人気のある芸人を失うわけにはいかないでしょう。
テレビ朝日の判断はテレビ局としては正解かと思います。
しかしこれはますますテレビ離れを加速し、テレビを見る人は左派的傾向を持つ高齢者だけになるでしょう。
今のテレビ局は江戸末期の幕府のような感じかもしれません。
※皆勘違いしている「好感度のいい人が視聴率を稼げるわけではない」
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