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日本人はなぜ優しいのか?日本社会が住みやすい理由

   

またもやアメリカで

 

銃撃事件が起きました。

悲惨な事件で、何人も死者がでています。

日本でこのような事件が起こりにくい理由を、銃社会ではないからですが。

もっと根本的なものがあるのではないかと考えてみました。

知ると、びっくりします。

 

映画ではない

 

 

1・アメリカで銃撃事件

 

BBCの記事から

「米メイン州ルイストンで25日夜、銃撃事件があり、警察によると18人が死亡、13人が負傷した。警察は26日、米軍予備役のロバート・カード容疑者に対し、8件の殺人容疑で逮捕状を取ったと発表した。

メイン州警察のウィリアム・ロス本部長は、「殺人容疑が8件なのは、残りの10人の身元が確認できていないからだ」と説明した。

カード容疑者はなお逃走中で、「武装しており、危険だ」という。

警察によると、銃撃は午後7時前、ルイストンのボウリング場で始まった。ここでは女性1人と男性6人が殺された。

それから10分とたたないうち、近くのレストランで銃声があったとの通報があった。ここでは男性8人が撃たれて死亡した。

このほか16人が負傷し、現地の病院に搬送された。そのうち3人が後に死亡したという」

とにかくアメリカが、精神を病みやすい社会であるというのは間違いないと思います。

その原因は意外です。

 

 

 

2・言葉の違い

 

アメリカは英語で、日本人は日本語をしゃべります。

じつはこれは大きな違いを生み出すのではないでしょうか?

ある言語学者によると、言葉(文)とは頭の中で絵を描くようなものだと言います。

例えば英語では

I went to school at 8 o’clock yesterday morning.

日本語では下のようになります

私は昨日の朝8時に学校へ行った

日本語では、主語(私)が最初にあって、最後に動詞(行った)になります。

途中の言葉は、この文の細かい部分の説明です。

英語では、主語(私)が最初にあって、次に動詞(行った)になります。細かい部分の説明は動詞のあとになります。

この順序で絵を描くと考えてみましょう。

そうすると英語では、「私は行く」で、

「私という人物がどこかへ歩いて行っている状況」を最初に描くようになります。

そのあとで、朝の8時に学校へ行っているというような背景が描かれるようになります。

 

日本語の場合、この逆でまず状況(背景)が描かれて、最後に私という人物がどこかへ歩いて行っている絵を描くようになります。

ここから面白いことがわかります。

英語のような言語では、背景が必要ではありません。

必要でないというより、背景のない絵も描けてしまうというべきでしょうか?

「私は行く」「私は行った」でも文として成り立つイメージがあります。

それに対し、日本語を使う人の場合は最初に背景(状況)を考える癖がつくように思われます。

言葉(文)とは頭の中で絵を描くようなものだとすると、絵にこういう違いが現れます。

 

日米の違い

 

 

3・日本人がやさしい理由?

 

このような言語を常日頃使っていると、日本人は背景(状況)を考える癖がつくようにならざるを得ません。

つまり自分本位に考える前に、「周りはどうだろう」とか「周りの人はどう思うだろう」と考えてしまうようになるのではないでしょうか?

それは時に消極的思考になったり、付和雷同しがちな雰囲気を生みます。

しかしそれと同時に、自分だけでなく他人も思いやる心が自然と備わるようになるのではないでしょうか?

それに対し英語のような言語では、まず「俺が」「私が」です。

欧米人がよく言えば積極的な、悪く言えば厚かましい性格なのは、言葉が強く影響しているのかも知れません。

英語型の言語は「SVO型」(S主語 V動詞 O目的語)と呼ばれます。

日本語は「SOV型」です。

欧米の多くの言語は「SVO型」です。

英語やフランス語、それに中国語も「SVO型」です。

自分本位な中国人

 

まとめ

 

日本人がやさしいのは、最初に背景(状況)を考えるような言葉を使うせいかも知れません。

ドイツと一部のイタリア語は日本語と同じ「SOV型」だそうです。

第二次世界大戦時に、日独伊三国軍事同盟を結びましたが、日本がドイツとイタリアにシンパシーを感じたのはもしかしたらこれかも知れません。

※アメリカ人は、まず「俺が」「私が」

 

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