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第2回知らないと危険!新興宗教にハマるパターンは3種類

      2024/04/20

新興宗教にハマる3パターン

 

 

1.人生の不幸から逃げるため

2.人生の孤独から逃げるため

3.親が信者だったから

本日は、「人生の孤独から逃げるため」の解説です。

 

 

 

 

 

 

1・なぜ大学生が新興宗教にハマるのか?

 

毎年入学時期になると、新興宗教の大学生勧誘のサークルが活動を始めます。

その誘いは美人信者やイケメン信者が行うので、ついついサークルに足を踏み入れそのまま入信してしまう学生がいます。

その宗教団体がどういうものかもよく知らずに、ずるずると入信してしまうかというと理由があります。

その理由は「孤独」を感じているからです。

地方から上京したばかりの新入生は友達がいなく、孤独で不安なので、誘いを受けるとホイホイを誘いに乗ってしまうのです。

これは若者がひっかかりやすいのですが、若者に限りません。

ある50代の主婦は、夫との夫婦仲が悪く子供も独立した後なので家庭内で孤独を感じていました。

そんな時に、悪徳訪問販売の手先になってしまいました。

それは高給布団を知り合いのお宅に集団で売り込むという悪徳訪問販売でした。

羽毛布団が一セットで50万円という値段だったので、ローンまで組まされた被害者が彼女らを訴えたので逮捕される事態になりました。

この場合は、宗教団体ではなかったのですが彼女がなぜ悪徳訪問販売にハマったかというと、家庭内で孤独を感じていたためです。

悪徳業者の一味になっているときは、高給布団を売るたびにほめそやされるのでそれが快感だったのです。

そして孤独を忘れられました。

ましてや、大学に入学したばかりの若者が孤独を感じていたら、悪の勧誘にいちころで騙されるでしょう。

 

 

 

 

 

 

2・新興宗教の洗脳手口

 

芸能人が新興宗教にハマって多額の金品を巻き上げられたり奇行に走ると、週刊誌などは決まって「宗教による洗脳」だと書き立てます。

しかし洗脳のことをよく知らない人が思う「洗脳」と、実際の「洗脳」は大きく違います。

洗脳のことをよく知らない人が思う「洗脳」は、この人を洗脳しようと決めて実行するという工作を思い浮かべることが多いです。

誰か一人をターゲットに定めて、その芸能人を洗脳して広告塔にしようと初めから狙っていたかのごとく思うことが多いです。

しかし実際の「洗脳」は、不特定多数の中から洗脳されやすい人物をピックアップするものです。

つまり、オレオレ詐欺と同じです。

オレオレ詐欺には、引っかかりやすい老人とそうでない老人がいます。

ですからオレオレ詐欺は不特定多数の老人宅に電話して、引っかかりやすい老人を選び出す作業だとも言えます。

宗教洗脳もこれとまったく同じで、不特定多数の中から結果的に洗脳されやすい人物を選び出す作業です。

そしてそのような「洗脳されやすい人」は特徴があります。

もうお分かりだと思いますが、「洗脳されやすい人」の特徴は孤独を感じているということです。

大学の新入生に新興宗教の入信を促す作業が成功しやすいのは、4月の新入生が孤独を感じているからです。

 

 

 

 

 

 

3・新興宗教にハマりやすい人

 

新興宗教にハマりやすい人は特徴があります。

そういう人は地域のコミュニティから少し浮いていて、どこか変わったところがある人が多いです。

なぜそういう特徴を持つかというと、大人になってもこじらせた中二病を患っている場合が多いからです。

つまり自分は本来こういうところでくすぶっているような人物ではないとか、適当な機会が与えられればもっと大きな仕事ができるはずだという尊大な自己愛を持っているような人です。

これは本人も気づかないことが多いものです。

田舎であっても、少し高尚な「英会話とか日本舞踊とかの習い事」に励むような人は、心の奥に「お前たちとは違うんだ」という尊大な自己愛を持っていることが多いものです。

そして「お前たちとは違うんだ」と感じるがゆえに、それが孤独を生みます。

 

 

 

「お前たちとは違うんだ」と思うことが、雑種の野良犬の中に迷い込んだ血統書付きの犬が私だ、というような特別感を生じさせるからです。

特別感は孤独感を生みます。

そういう「特別感と孤独感」を密かに心に抱いている人が、自分の中の特別感を大いに肯定し満足させてくれるのが新興宗教なのです。

だから「特別感と孤独感」を密かに心に抱いている人が新興宗教にハマると、その集団こそが本来に自分の居場所だと感じられるのです。

本当の家族は偽りの家族であって、自分にとっての本来の家族は新興宗教の教団だという妄想にずっぽりはまり込むのです。

ドラゴンボールの孫悟空が人間ではなく、サイヤ人だったと分かったときのような感じに近い妄想を抱きます。

それを洗脳と呼ぶことが多いのですが、本人は自分が本来いるべきところに帰ってきたと感じていますので、洗脳されていると説得されても意に介しません。

逆に、説得する人を悪魔の手先だと呼ぶようなことになります。

世間から見ると親兄弟が洗脳を解こうと必死で働きかけているのですが、本人は本当の家族は偽りの家族だと思うので説得されないのです。

 

 

 

 

 

 

まとめ

 

新興宗教の洗脳にハマりやすい人は、子供の時の環境に問題があった人が多いものです。

その結果、中二病をこじらせた大人になります。

中二病をこじらせると、今の現実を受け入れることができなくなり、心の中で密かに「本来の自分が住む世界は別にある」と信じ込む人になります。

そして、「お前たちとは違うんだ」という尊大な自己愛を持っていることが多いものです。

こういう人物に、新興宗教の教義を教え込むと、水を得た魚のようになるのです。

新興宗教にハマって、その集団こそが本来の自分の居場所だと感じられるのです。

「本当の」家族だと思うのです。

こういう場合が多いのですが、よく知らない人がそういう状態を見ると「新興宗教に洗脳された」と思います。

「洗脳されやすい人」の特徴は孤独を感じているということです。

その孤独は表に出ない場合が多いので、「新興宗教に洗脳された」ように見えます。

次回は親が信者だったから新興宗教の信者になったケースです。

第一回はこちら

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