ロシアのウクライナ侵攻から2年 この先どうなる?
ウクライナ戦争が始まって
2年の月日が経ちました。
当初は一週間ほどでロシアが制圧し、ウクライナはロシアの配下になるだろうという予想が多かったものです。
評論家の池上彰氏なども、そういう意見でした。
ところがウクライナは2年もがんばっています。
この後、どうなるのでしょうか?
1・なぜロシアは侵攻したのか?
じつはロシアとウクライナには、深い関係があります。
ロシア人はスラブ系と呼ばれる白人の国です。
そしてウクライナもスラブ人の国なのです。
以下ウイキペディア
「現在、ウクライナが位置している地域には紀元前3万2千年から人が住んでいたとされる。
中世にはキエフ大公国(キエフ・ルーシ)によって統治され、東スラブ文化の中心地としてウクライナおよびロシアのアイデンティティの基礎が形成された。
12世紀以降、モンゴルのルーシ侵攻により領土が破壊され、ポーランド・リトアニア共和国、オーストリア?ハンガリー帝国、オスマン帝国、モスクワ大公国などに分離した(キエフ大公国の分裂)。
キエフ大公国の故地のうち、現在のウクライナにあたる地域の一部は14世紀以後、小ロシアと呼ばれるようになる」
「キエフ大公国は最終的に多くの国に分裂し、13世紀には領土の大部分がモンゴルに侵略され、遊牧国家ジョチ・ウルスの属国になり、ロシアが西洋から隔絶される原因となった(タタールのくびき)。
モスクワ大公国は次第に周辺のロシアの公国を再統合し、キエフ大公国の文化的・政治的な遺産を支配するようになった」
つまりロシア人にとってウクライナは自分たちのルーツであり、いわばおじいさんの国のような感じなのでしょう。
もっと日本的表現をすると、関東の人にとっての奈良や京都のようなものでしょう。
奈良や京都は日本にあるので、日本人には何の問題もありません。
しかしソ連が崩壊した時、ウクライナとロシアは同じ国ではなくなりました。
そこでロシア人は自分たちの本家である、ウクライナの土地を再び取り返そうとしているのでしょう。
スラブ国家の本家本元はウクライナのある土地なので、そこを取り返すことはロシア人にとって正義だともいえるのだと思います。
ウクライナ侵攻に賛成するロシア国民が多いことが、このことを物語っています。
※ウクライナ侵攻は日本人が思うような「悪」とは限らない
あてにならない
2・意外と〇〇なウクライナ
以下ウイキペディア
「治安が悪い
同国検事総局発表による2017年時における犯罪登録件数は約52万件と依然高い水準である。
また、クレジットカードやキャッシュカードのスキミング被害事例が散見されており、「財布落とし」と呼ばれる人間の親切さを逆手に取った犯罪の被害も依然として複数寄せられているなど
金銭絡みの事件が多発している為、同国の滞在には常に注意が求められる。
2008年以降は世界金融危機の影響を受けてウクライナ経済は再び落ち込み、債務不履行(デフォルト)の瀬戸際まで追い込まれた。
経済安定化のため2008年10月にはIMFより総額165億ドルに及ぶ緊急融資を受けた。
2010年7月にはIMFより新たに152億ドルの融資を受けることで合意した。
ウクライナは、人間開発指数で74位の発展途上国である。
加えて、ヨーロッパで2番目に貧しい国であり、非常に高い貧困率と深刻な汚職に悩まされている」
つまりウクライナ人はあまり勤勉ではなく、法律を守る軌範性が薄い国民性が見えてきます。
日本人は迫害されている白人を過大評価する傾向が強いですが、ウクライナは怠け者で頭の良くない白人の国で、歴史に翻弄されてきた地域だと思った方が正解に近いと思います。
ソ連崩壊時にウクライナには大量の核爆弾付きのICBMがありましたが、欧米諸国に説得されてこれを放棄しています(ブダペスト合意)。
そそsのかしたのは、英米です。
欧米諸国がウクライナが危機に陥った時には必ず助けるとの約束をしたためですが、認識が甘かったというべきでしょう。
真剣に自国のことを考えるなら、このカードをもっと確実な自衛手段として使えたはずだと思います。
3・ウクライナ戦争の今後
今となっては西側ヨーロッパ諸国がロシアの敗北を望むのかと言うと、それはわかりません。
最初は悲劇の大統領と思われたゼレンスキーも、欧米の武器を闇市場に横流しして大儲けしているといううわさもあります。
これが真実であれば、ゼレンスキー大統領はだらだらと戦争が長引き、横流し品の調達に苦労しないことを望むかも知れません。
何しろ、ウクライナ人は犯罪的なことでも平気な、発展途上国人だからです。
ウクライナ戦争の今後は、欧米の動向にかかっていると見て間違いないでしょう。
そうだとすると、トランプ大統領が誕生するかどうかでその趨勢は決まります。
欧州的には、このままの状態で状況が膠着するのがもっとも現実的で、欧州にはいいことだと思っている可能性が高いと思います。
まとめ
ウクライナ戦争の今後は、ウクライナの厭戦気分の高まりがどうなるかで決まるかもしれません。
今ロシアが占領している国境付近の領土が、停戦地域として固定化し膠着したままウクライナの土地なのか、ロシアの土地なのかわからないようになる可能性が高いと思います。
どちらかのものだと決定すると火の手が上がる可能性が高いので、うやむやなまま膠着状態になるのではないでしょうか?
********************
おすすめ記事
なぜ急にウクライナ問題が起きたのか?世界の常識を日本人は知らない。2分でわかります
第一回ヨーロッパではなぜ戦争がなくならないのか?日本人にはわからない事情
新しい必読記事(特別付録)
今だけ
【神】絶対願望実現できる!正しい目標設定の方法(誰でもできる)
あなたの中の気づけない恐怖心が願望実現を妨げています
※メルマガのバックナンバー読みたい方は、メルマガ倉庫をご覧ください
※特別付録 年金が心配な方へ 無料または低コストで起業できる方法【しかも安全でかんたん】
すぐにお読みください(完全無料)
特別情報
髪の毛で悩む男性だけお読みください
下記よりメールアドレスをご登録頂ければ、最新記事やセミナーの優待案内をお知らせします。
不定期メルマガにご招待
関連記事
-
高市早苗氏の行政文書、真偽不明 小西洋之代議士が追及する背景とは?
問題になっています。 「仮にこれが捏造の文書でなければ、大臣、そして議員を辞職す …
-
中国は怖い国
中国は昔から怖い国です。 怖い理由その1 膨張主義・帝国主義だから 怖い理由その …
-
水原一平氏の騒動 大谷翔平球界追放に発展するか?
大谷翔平選手の 通訳として人気者だった水原一平氏です …
-
『人生が苦しい人へ』精神科医が長年の診察の結果行きついた人を苦しめる三つの原因とは?
精神科医で作家の 春日武彦氏は多くの精神病患者を診て、結局この三つが人生を苦しむ …
-
闇が深い?北朝鮮金正男暗殺の深層とは?
北朝鮮金正恩氏の兄 2017年2月に書いたメルマガですが、興味深いです。 昨日の …
-
なぜエリートはエロの罠に落ちるのか?
自民党の薗浦健太郎衆院議員 が議員辞職しました。 政治資金収支報告書に本当はあっ …
-
大谷翔平記者会見 人の命より大事なのか?NHKの暴走
2024年に起きた 大谷翔平選手通訳の巨額ギャンブル …
-
これはホント?日本人の六割が○○はいらないと答えた
もういらない 日本生命の調査で「不要」との回答が6割 …
-
50歳からモテたい男性へ、たいへんためになる話
このメルマガの読者には、 大学で研究をされている方な …
-
販売されている「お金儲けの方法」の正体をバラします。
「販売されている金儲けの方法」に本物は存在しない 前回の記事で「販 …