第二回アイドルを妻にしたプロゴルファーの秘密とは?
2021/10/14
横田プロの病気
横田真一プロといえば、ゴルフの成績より奥さんの方で有名になった人です。
プロゴルファー横田真一(48)の妻でタレントの穴井夕子(46)が、夫婦仲について明かした。
「もう、今までの少し笑い話とは違い 本格的にパパと距離ができています。話すと長くなりすぎますが」と・・・
それは前回書きましたので、今回は横田プロの病気について書きます。
1・精神的な原因
彼はイップスという病気です。
イップスとは、スポーツの最中に精神的な原因で体が動かなくなる病気をいいます。
ゴルフの場合、パッティングの際発症することがほとんどです。
ゴルフで最も大切なのは、パッティングだと言われています。
グリーン上で穴にボールをポトンと入れる、あの行為です。
じつはあれ、意外に難しいのです(難しいようにできています)。
そしてプロゴルファーであるなら、パット一打が入るか入らないかで少なくとも何十万円か、賞金額に差が出ます。
優勝が懸かった場合は、一打で一千万円ぐらい違うこともあります。
緊張します!
そういう重圧の中で、デリケートなパッティングをしていると心が壊れてきます。
これが、イップスの原因です。
そしてイップスの本当の原因は、ゴルフ界の体質にあります。
その体質とは?
2・ゴルフ界をむしばむ
ゴルフ競技はたびたびルールが変更されます。
それは選手のためではなく、ゴルフ場を守るためだったり、テレビのゴルフ中継を守るためだったりします。
有名な例では、サム・スニードという伝説のゴルファーの話があります。
彼はとても優れたショットをするゴルファーでしたが、パッティングがうまくなくて大事な大会で優勝を逃すことがよくありました。
そこでこれまでのパッティング・スタイルを思い切って変えて、ホールに向かって足を広げて立つやり方に変えたのです。
ボールは、自分のボールの真下に置く感じです。(自分のボールは二つですが)
そうして長い柄がついた金づちのようなパターで、ボールをコツンとすると、驚くほど入るようになりました。
それを真似して、他のゴルファーもやり始めた結果どんどん入るようになって全体でスコアが急上昇したのです。
これに驚いた全米ゴルフ協会は、このパッティング・スタイルを「禁止」にしました。
こうした新しい、もしかしたら正しいかもしれないものが、「禁止」されたために今でもイップスに苦しむ選手が後を絶ちません。
もう一度言います。
選手のためではなく、ゴルフ場を守るためだったり、ゴルフのテレビ中継を守るために、ルールが変更されるのです。
3・なぜイップスになる?
これは考えてみると当然です。
例えば野球のピッチャーであるなら、自分が投げたボールが自分の思い通りの軌道でキャッチャーミットに入るかどうか、投げるたびに確認できます。
バッターも自分が打ったボールが、どういう感じで飛んで行ったのか確認できます。
サッカーのシュートも同じように、自分が蹴ったボールが、どういう感じで飛んで行ったのか確認できます。
卓球もテニスも、バレーボールもバスケットボールも同じです。
こういう競技にはイップスは存在しません。
なぜゴルフのパッティングだけが?
それはパッティングでは、打った後ボールを見てはいけないと教えられるからです。
そのためゴルファーは打った後のボールを自分が思ったように転がったかどうか、確認できません。
しかしこれは人間の脳の本能に反します。
私たちは、自分は行った行動が自分のイメージとどれぐらいずれていたか確認することで、そのやり方を習得するのです。
自分は投げたボールが右に5センチずれてストライクにならなかった投手は、次に投げ方を少し変えることができます。
しかしパッティングの場合、それを自分の想像の中でしか行えないのです。
こういう方法は脳を酷使します。
そういう脳にストレスがかかる行為を、多額の賞金がかかった状態で行うと、脳が壊れやすくなるのです。
これがゴルフでしか多発しない病気、イップスの本当の原因です。
※ゴルフ場を守るためだったり、ゴルフのテレビ中継を守るために、ルールが変更される
まとめ
このようにスポーツの世界では、科学的・医学的な方法を無視する体質が根強いです。
昔、高校野球の選手は練習中水を飲んではいけないとか、足腰を鍛えるためにうさぎ跳びをするとかありましたが、その後非科学的だと否定されました。
また、投手は肩を冷やしてはいけないという理由で水泳が禁止されていました。
今では投手は投げた後、アイシングするのが常識になっていますから、真逆です。
スポーツの世界には、科学的・医学的な方法を無視する体質が根強いのですが、
それはスポーツの世界だけでしょうか?
私たちが常識だと教えられてきたものは、本当に正しいのかどうか、じっくり考えてみる方がいいのかもしれませんね。
※常識が正しくない時もあるし、非常識がやっぱり非常識な時もある
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