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かもしれません。

どうか、もう少しお読みください。

文章を上手くする画期的方法を見つけました。

イギリスのローリング氏の方法だそうです（未確認ですが）。

文章とは、「4階建てのビル」だったのです。

これがわかると、あなたの文章が一発でスッキリよみやすくなります。

1・まず結論から

お忙しいと思いますので、結論から先に書きます。

文章を上手くする画期的方法とは、文章全体のイメージを先に造ることです。

そしてその文章全体とは、建物をイメージするといいということだそうです。

日本では「起承転結」が、文章の基本ですがこれは起・承・転・結の四つのパートに分かれています。

この四つのパートを、「4階建てのビル」だとイメージします。

そして、次に一番大事なものをイメージします。

その一番大事なものとは？

2.文章で一番大事なものとは、「流れ」です。

特に今のようにネットが発達して、非常に多くの文章や映像情報に接するようになったせいで、昔にはなかった現象が起きています。

その現象とは、ちょっとでも「読みにくいな！」と感じさせるともう読むのをやめてしまう人がどんどん増えている現象です。

つまり、文章で一番大事なものとは、現代では「流れ」です。

そこで文章を「4階建てのビル」だとイメージしたら、そのビルの排水管を考えるのです。

屋上から水を流したら、ビルの排水管を通って水が下まで流れます。

その排水管が文章の流れだとイメージしてください。

排水管の形が複雑すぎると水が流れない

排水管の形が複雑すぎると、水が詰まったり逆流したりして大変なことになりますね。

だからと言って上から下まで一直線にストーンと流れ落ちる形では、文章の場合は流れが速すぎて使い物になりません。

文章の場合は、どうしてもくねくねさせる必要があります。

くねくねさせる必要があるのですが、書くことに慣れていない人は全体をイメージして書く習慣がないので、複雑な形にしてしまうのです。

それならいっそのこと、一直線にストーンと流れ落ちる形の方がまだましです。

※例　一直線にストーンと流れ落ちる形

1.桃太郎は鬼をやっつける旅にでました。

2.桃太郎は鬼をやっつけて宝を持って帰ってきました。

こんな感じです。

対し、「くねくね」とは何かというと、桃太郎では犬・猿・雉が子分になるくだりではないでしょうか？

あのパートがつまらないと、読者は離れていくことが予想できます。

本当はスゴイきび団子の秘密

3.排水が渋滞しないためには

文章を起承転結で書く場合、起・承・転・結が各階に相当する「4階建てのビル」だとイメージします。

起が４階で、結が一階です。

文章とは、屋上から一階まで流れる排水管の水と考えます。

その水の流れが滞らないようにパイプの形を考えることが、現代の移り気な読み手を飽きさせないようにする大事なポイントです。

では、パイプの形を考える方法とはどういうやり方でしょうか？

答えは簡単です。

批評家になればいいのです。

例えばあなたがYahooニュースの記事を読んだとき、「なんかこの文章読みにくいな！」と感じたとしましょう。

そんな時に、あなたが「ここが読みにくい」と特に思う箇所を見つけてください。

つまりそういうところが、ビルの中でパイプがくねくねしている場所なのです。

毎日そういう感じでニュースの記事を読むだけで、読みにくくしている「くねくね」がわかるようになってきます。

そうなったら自分で書いた文章でも、読み手が読みにくい（と感じる可能性が高い）ところが見えてきます。

これで大丈夫です！

まとめ

そうは言っても、文章の内容で「どうしてもくねくねさせなければならない箇所」を書かざるを得ない場合があります。

そういう時はどうしたらいいのでしょうか？

ビルの中のパイプで言ってみればそれは、水を下から上に逆流させなければならないように場所に相当します。

読み手はそこで読みにくいなと感じて、離脱してしまうことが多いのですね。

そういう場合は、読み手の好奇心を煽ることで逆流の坂を昇らせるようにしましょう。

例えばこの文章で最初に、こう書きました。

「イギリスのローリング氏の方法だそうです」

イギリスのローリングと、いえばあの「ハリーポッター」の作者であるJ.K.ローリング女史を思い出しますね。

「え！あのハリーポッターの？」と思わせることで読み進めさせることができます。

そういう裏ワザが有効です。

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