これはホント?日本人の六割が○○はいらないと答えた
もういらない
日本生命の調査で「不要」との回答が6割に達し、2017年の調査開始以来、初めて「必要」の割合を上回った。
それは「飲みニケ―ション」。
リモートワークの広がりと宅飲みが普通になったせいで、じつは「飲みニケ―ション」はもういらないと答えた人が増えたのでした。
しかしこれは表面的な現象で、リモートワークでは嫌だという人が潜在的に増える可能性があります。
揺り返しが来る可能性が高いと思います。
その理由を知ると、驚かざるを得ません。
1・仕事で怒られる理由
私は小さい会社でしたが、最終的に専務という立場だったために部下に指導するような場面がありました。
その時気が付いたのですが、私は他人に怒って見せるということが好きではないということです。
わざわざ他人のために怒ってまで指導するのは、気を使うし肉体的にも疲れるし、時間もとられるので好きではありません。
それで、その時気がついたは、私のような人間は少数派だということです。
じつは世の中には「他人に怒って見せる」ということが大好きな人が多いのです。
そして、そのようなタイプの人が会社で上司に昇進する傾向があるということにも気が付きました。
よくサラリーマンの会話で、「剛田課長はすぐに怒るからいやだね」というようなものがあります。
ところがよく観察すると、そのような意見は事実ではないとわかります。
じつは部下は怒られたいのではないでしょうか?
そうは思いませんか?
2・部下は奴隷
人間は猿から進化したので猿の本能が残っています。
私は「人間集団も猿の本能に支配される傾向が強い」と考えています。
そして組織で這い上がっていける人に、「ボス猿的気質」があると名付けています。
ボス猿の反対は「部下」ですが、「部下猿気質」というのは、言葉としてインパクトに欠けると感じました。
そこで強すぎる表現ではありますが、「ボス猿」気質の反対としての性格を、「奴隷猿」と名付けることにしました。
この「奴隷猿」気質を知ると、あなたは驚くでしょう。
先に、「剛田課長はすぐに怒るからいやだね」というような会話があると言いました。
もちろんそのような会話は、部下たちが行うのですが、それが奴隷猿気質です。
ボス猿気質は他人に偉そうにするのが大好きです。
そして説教好きです。
この場合、説教とは部下を教育・指導するという目的だけでなく、自分の中の怒りを表現したいという感情がかなり含まれます。
本当に組織にとって有効な「説教」であるなら、できるだけ感情を排して部下を育てられるようにすべきです。
しかし多くの「ボス猿」気質の上司は自分の怒りを込めて、部下を説教します。
上司の中にはそれが楽しみで仕事に来ているような人物も、かなりの割合で見受けられます。
なぜ部下はそれに従ってしまうのでしょうか?
3・職場はドラマだ!
交流分析という心理学の手法によると、ドラマ的交流というものが存在するとされています。
ドラマ的交流とは、普通の人間関係においても無意識のシナリオがあるかのように、それぞれがそれぞれの役割を演じるという考え方です。
そしてそのドラマは、同じようなことが繰り返される特徴を持ちます。
演じている人たちも毎日どうして自分が不快な思いをしなけれならないのか、理解できないのがドラマ的交流の特徴です。
あなたには、どうして自分が不快な思いをしなけれならないのか、理解できないことはありませんか?
もし、説教好きな上司がいる職場でドラマ的交流が繰り返されているとしたら、奇妙なことに気が付きます。
説教好きな上司がいる職場でドラマ的交流が繰り返されるならば、奴隷猿である部下たちは「説教を聴かされる役割」を毎日演じていることになるのです。
心理学のドラマ的交流の理論に従うなら、部下たちは「説教を聴かされる役割」を自ら進んで演じていることになります。
つまり「奴隷猿である人は怒られることが好き」なのです。
好きというと変に思うかも知れませんが、『安心する』というとどうでしょうか?
※奴隷猿は安心したい
あの剛田課長が、今日もいつもの剛田課長だ、というシチュエーションがあることで、安心できるのです。
その安心を得るために、職場でドラマ的交流が繰り返されるのです。
割れ鍋に綴じ蓋という言葉がありますが、感情を露わにしたいボス猿と奴隷猿の関係はこうやって固定化されます。
そして組織の上部の人も、そういうボス猿と奴隷猿の関係を固定化する役割に一役買っています。
じつは上司として無能かもしれない剛田某を、態度がボス猿的という理由で部下を指導する立場にすることが多いのです。
そして部下たちは表面的には怒りっぽい課長に不満を持ちながら、奴隷生活をエンジョイするのです。
そういう日常が懐かしいという気落ちさえ持っています。
だからリモートワークではそれを得られないのです。
まとめ
いったい何のために毎日会社に行くのでしょうか?
それは学校の延長という側面があることに気がついているでしょうか?
あなたが普通の子供であったなら、毎朝学校へ行く代わりに自分だけ公園で一人いなければならないとしたらものすごく孤独を感じたと思います。
そんな独りぼっちは嫌だとずっと思わされてきたので、会社に就職して安月給に不満を持ちながらも毎朝電車で職場に通います。
そして会社に自分の椅子があること、自分の居場所があることに安堵し、今日もドラマを演じます。
私はそれを「奴隷猿」と名付けました。
下記よりメールアドレスをご登録頂ければ、最新記事やセミナーの優待案内をお知らせします。
不定期メルマガにご招待
関連記事
-
-
【哀しみの歌姫】中森明菜ともう一人は誰?
スター誕生出身 昭和最後を飾る大スター、松田聖子と並び称された歌姫は誰でしょう? …
-
-
コロナで不安になる人には特徴があります、あなたは当てはまりませんか?
コロナで不安になる人は ある特徴を持っているために、なかなか不安から逃れることが …
-
-
子供の前でこれをするのは、虐待と同じ酷い行為って知ってますか?
子供の前で舌打ちをする親は最低です。 なぜなら子供も舌打ちをやめられない、人から …
-
-
日本人がガマンできないディズニーランドの秘密
経営難 読むと 東京ディズニーランドの秘密が わかります 東京ディズニーランド …
-
-
【女優】岩崎宏美の時代とは?
岩崎宏美さんは 歌手であって、女優ではありません。 しかし彼女には「女優」という …
-
-
なぜFラン大学でも出なくてはいけないのか?誰もホントのことを言わない
所得税法違反で 日本大学の理事長が逮捕されましたが、日大は凄いです。 何がすごい …
-
-
(超簡単)記憶力を良くする方法とは? 歩くだけで!
読むと あなたの脳が一瞬で、激変します。 自分が頭が悪いと思っている人の特徴 『 …
-
-
日本人がダメになりつつあるのは、なぜか?
日本人がこんなにダメになったのは、 デジタル社会になったからだという指摘がありま …
-
-
あなたは知っていますか?面積大きい国ベスト3のとんでもない秘密
第三位はアメリカ 面積の大きい国第三位はアメリカ、第二位はカナダです。 アメリカ …
-
-
なぜアメリカは20世紀の王になれたのか?
強大な軍事力 アメリカが王となれた要因は、強大な軍事力にあることは間違いありませ …